'12/4/18
尾道市立美術館、40万人目前
尾道市立美術館(西土堂町)の入館者数が、2003年1月のリニューアルオープン後、40万人に迫っている。5月6日までは企画展「四大浮世絵師展」(中国新聞備後本社、同美術館主催)が開催中。早ければ今月下旬の到達が見込まれる。
現在の美術館は2001、02年度に市が約5億5千万円をかけ増改築。設計は建築家安藤忠雄氏が手掛けた。
企画展は江戸後期に活躍した東洲斎写楽、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重の約170点を紹介する。同館によると、3月17日の開幕以降、1日平均約270人が来館している。16日現在の入館者数は39万6563人。花見シーズンでもあり、ペースが速まることも予想される。
大台の到達時には記念セレモニーを企画している小川広芳館長は「今後も魅力ある企画展を開催し、集客を図りたい」と話している。
【写真説明】リニューアルオープン後の入館者が間もなく40万人となる尾道市立美術館