管理下にない放射性同位元素の発見について
1. 経緯(1)本年4月17日(火曜日)16時10分頃、ブリヂストンサイクル株式会社から文部科学省に対し、以下の内容の連絡があった。
(2)上記の連絡を受け、同日夜、文部科学省から放射線検査官を同社上尾工場に派遣し、縄張りをして立入制限措置を講じるなどの安全確保措置を行うよう指示するとともに、事実関係の確認を実施。 2. 事業者の名称及び住所名称ブリヂストンサイクル株式会社 住所埼玉県上尾市中妻3-1-1 3. 放射性同位元素が混入した対象物核種コバルト60※ ※規制対象となる下限数量は100キロベクレル。 数量131.4キロベクレル(測定した一つのバスケットの値) 状態自転車に装着しているステンレス製のかごの最上部枠の線材(直径5ミリメートル)に、放射性同位元素が混入している状態。 製品自転車「ジョブノ」(車種番号:JB40TP、JB60TP、JB63TP、JB70TP、JB73TP、JB40T、JB43T、JB60T、JB63T、JB70T及びJB73Tの計11車種)に装着している丸型ステンレス製バスケット 4. 放射線による影響等上記の放射性同位元素が混入したかごを装着した自転車を1日に1時間使用した場合でも、年間0.059ミリシーベルト程度であり、放射線障害のおそれはない。 5.当省の対応当省は、同社に対し、自転車のバスケットのうち放射線が検出されるものの早期回収を指示するとともに、回収したバスケットの許可廃棄業者への早期引渡し、又は放射線障害防止法に基づく必要な届出を行った安全な保管を行うよう指示した。 【参考】
お問い合わせ先科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室
南山、上田、田村 |
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