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「(仮称)大阪市エネルギービジョン」(骨子)
大阪市では、現在、「(仮称)大阪市エネルギービジョン」の策定作業を進めており、このたびその骨子を取りまとめました。
「(仮称)大阪市エネルギービジョン」(骨子)
1 策定の目的
東日本大震災と原発事故の影響により関西、大阪でも電力需給の逼迫状況が続き、地産地消の地域分散型のエネルギー拠点や多様なエネルギー利用の視点も取り入れたエネルギーセキュリティの確保と新たなエネルギーシステムの構築が急務となってきていることから、本市の今後のエネルギー政策の方向性を明らかにするためにエネルギービジョンを策定します。
2 エネルギービジョンがめざすもの
都市の新しいエネルギーシステムとして、再生可能エネルギーを中心に多様なエネルギー源の導入推進やスマートグリッドなどの先端技術を活用して需要と供給が一体となった地域分散型エネルギーシステムの構築をめざすこととし、次の4つの視点に沿った施策を推進します。
・「創エネ」:再生可能エネルギーやコージェネレーションシステムなどによるエネルギーの創出
・「新エネ」:新たなエネルギー源の研究・開発
・「蓄エネ」:蓄電池等によるエネルギーの貯蔵による供給の安定化
・「省エネ」:エネルギーの効率的利用の促進
3 エネルギービジョンに盛り込む主な施策
エネルギービジョンには次のような施策をはじめとして、様々な施策を盛り込み、大都市にふさわしいエネルギーシステムの構築をめざして戦略的に取り組んでいきます。
(1)夢洲エネルギー供給拠点、臨海部エネルギーネットワーク化
夢洲において高効率ガスタービンコンバインドサイクル発電所の立地を検討し、メガソーラーなどとあわせてエネルギー供給拠点を形成。
(2)咲洲スマートコミュニティ実証事業
太陽光や廃棄物、下水などのエネルギー源を活用し、IT制御によりエネルギーの最適利用を図る地域分散型エネルギーシステムを構築。
(3)森之宮地区資源・エネルギー循環型まちづくり
森之宮に立地するごみ焼却工場の排熱や下水処理場の消化ガスなどを活用した資源・エネルギーが循環するまちづくり。
(4)大阪市立大学人工光合成研究拠点整備
大阪市立大学で進めている人工光合成のメカニズムを用いたメタノールなどの生成をめざす研究拠点の整備。
(5)スマートハウスの普及促進、太陽光発電補助の拡大
省エネ・創エネ・蓄エネの技術を導入した都市型の先導的エコ住宅の普及促進や低炭素・循環型の持続可能な都市を構築するための再生可能エネルギーの導入促進。
「(仮称)大阪市エネルギービジョン」(骨子)
「(仮称)大阪市エネルギービジョン」(骨子)
- (仮称)大阪市エネルギービジョン(骨子)1 (pdf, 952.80KB)
目次 1.ビジョン策定の背景と趣旨 2.エネルギービジョンのめざすもの 3.エネルギーの需給に関する現状と課題
- (仮称)大阪市エネルギービジョン(骨子)2 (pdf, 625.50KB)
4.新エネルギーなどの評価と導入の方向性 5.新たなエネルギーシステムの構築・今後のエネルギー施策 6.重点施策・プロジェクトの推進
- (仮称)大阪市エネルギービジョン(骨子)3 (pdf, 840.37KB)
7.新たなエネルギーシステムとそれを支える技術ポテンシャル
このページの作成者・問合せ先
大阪市環境局環境施策部環境施策課エネルギー政策グループ(エネルギー政策室)
住所: 〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)
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