評価でコインが増えている昨今ですが、このプログラミングを、例えば複数の人たち...

d_hero_dredguy2さん

結論からいえば、
「ピンポイント評価」＝「評価稼ぎor嫌がらせか何か」
「複数の誰でもいいから」＝「コイン稼ぎ」
です。

この自動評価プログラムは以前からも存在していたようですが、
有名になったのは、某サイバーさんの一件以来です。
そのときは知恵ノートのノート番号順に評価するスクリプトだったようです。
例えば、ノート番号30000のノートを評価し、次に29999、29998、・・・と順に評価していきます。これは１秒間で１回評価するものだったようです。
しかしこのスクリプトは、数日でYahooに対策されてしまいました。（連続で評価できなくなりました）
そしてこの時点で、知恵ノートを評価することによりコインを稼ぐことは、効率の悪いものとなり、誰も行わなくなりました。

次に開発されたのは、Q&Aを質問番号順に評価するものです。
このスクリプトのアルゴリズム(考え方)自体は以前から存在していましたが、某さんが実際にスクリプトを実装し、他の学生たちに、お菓子を配る様に分け与えて行ったので、すぐに広まってしまいました。
その結果、今度はQ&Aが頻繁に評価されるようになりました。

ただし、このスクリプトは、評価に必要な「キー」を更新できないという問題をはらんでいました。キーとは、評価するときの合言葉のようなもので、これが違っていると質問を評価することができません。キーは質問を開くたびに生成され、１度取得すると、一定時間は有効です。しかししばらくすると変わってしまいます。よって、質問番号を順々に変えて、70000000の、69999999、69999998、・・・と評価していっても、どこかでキーが期限切れになり、途中で評価が止まってしまいます。
Javaスクリプトのみによるプログラムでは、キーを簡単に更新できません。
そこで、次に考案されたのは質問ページを一端開き、直接、「評価ボタン」を押す、という方法です。これなら普段私たちが普通に評価する時の手順と同じですからキーの期限切れを心配する必要はありません。
（尚、質問ページを開くのには、「ランダム質問」が利用されていますので、これは「ランダム評価」と言えるかもしれません。ですが、質問番号順に評価しようが、ランダムに評価しようが、たまたま評価される人から見れば、区別が付きません。）

ただしこの方法では、ページを開く分だけプログラムの速度が落ちます。スピードはおそらく10分の1にも満たないです。なのでそれを改善するべく、プログラムを何重にも重ねて実行することで、評価速度を速めました。
iMacrosを使ったものと、ロボットマウス+ブックマークレットを使ったものとを確認しております。
今のところ、この方法による自動評価が主流です。



一方で、「特定のIDをピンポイント評価する」というプログラムは、今のところ露出していません。このプログラムは、某さんがノート自動評価プログラムを設計する前から存在しており、今でもときどき実行されています。私が確認しうる限りの最古のものは、seshi3333さんが使っていたものです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1220407532
このページの評価数が異常に上がっているのは、それによるものです。

また重要なのは、このプログラムは知恵コインを稼ぐためというよりは、「評価数を稼ぐため」に設計されたものだと思われます。出所も違います。上のページにもあるように、seshi3333さんはこのプログラムを使用し、自分の評価数を100万以上にしました。

とはいえこのプログラムは今のところ、主に嫌がらせの手段として用いられています。

この質問の回答者の方も、自動評価を受けた一人ですが、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181438021
見ての通り、評価数が370です。
これは、IDを370個使って、評価しまくったことを意味しています。
この方は他の回答も評価されており、総評価数は30万を超えていますが、これを1つのIDで行ったとすれば、30万×5=150万のコインが稼げてしまいます。しかし、実際には370のIDに分散されますから、ID1つあたりの稼ぎは4000くらいです。これでは、コイン稼ぎ目的だとは思えません。
しかも何より、IDを370個作り、370回ログインを行う手間を考えると、愉快犯(変態)だと考えざるを得ません。
(ただし、高度のコンピュータの知識があり、1つのIDで同じ質問に370回評価している、ということも考えられなくもないですが、私の知識では、それは信じがたい事です。)