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2007年11月17日 (土)

武庫川峡谷 廃線ハイキング

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夜明け後の京都駅、これから武庫川峡谷へ向かう。
念願の廃線ハイキングへ。

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6時30分京都発網干行の快速に乗る。通勤なんかな?
早朝にも関わらず意外と人が多かった。

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6時38分の新三田行普通やったら乗り換えなしで行けたんやけど、大阪駅で改札を出なあかんかったから快速に乗った。今日は徹夜明け、もちろん爆睡やった。そして不思議なことに、JR大阪駅に到着したとたんに目が覚めた。人間の力はまだまだ未知の部分が多い。

桜橋口の改札を「京都-大阪昼得きっぷ」で出て、すぐにICOCAで改札を入る。
駅員が不審な目でこっちを見てた。

JR尼崎駅から塚口へ向かう途中。目の前にあるマンションが見えた。2005年4月25日に発生した「JR福知山線脱線事故」で一躍有名になったマンション。108名の尊い命を奪った大惨事はまだ記憶に新しい。このマンション、側壁は工事用の覆いがかけられてたけど、電車が突っ込んだところはまだ生々しい傷が見えた。帰りに写真撮ろうとそのまま感慨に耽りながら通過。時速40kmくらいのゆっくりした速度やった。

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新三田行普通電車に乗り換えて40分、JR生瀬駅に到着。京都駅から1時間30分の距離。下調べしてて、意外と近いのに驚いた。十分日帰り午前中コース。

「なませ」やなくて「なまぜ」と濁るのに注意。どうでもいいけど…。

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「武庫川峡谷 廃線ハイキング」は、JR生瀬駅前を8時に出発。トイレはこの先、終点の武田尾駅まであれへんし、不安な方は行っておいたほうがいい。

風が冷たく恐ろしく寒い。吐く息が白いもんね。

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まずは生瀬駅を出て右に向く。すると小さなロータリーがある。
これをこのまま直進。

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緩やかに下りながらガードをくぐる。

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すると国道176号線に出てくる。これを左に曲がって道路沿いを歩く。

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この案内板が見えたら正解。ここから15分ほど狭い歩道をひたすら進む。

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武庫川と中国自動車道、西宮の山々。まだ紅葉にはほど遠い。

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狭い国道沿いの歩道には、想像以上の人が行き交う。生瀬駅に向かってるんやろか…。これだけ歩行者多いんやったら歩道広げたらいいのに。

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これだけ寒いと歩くスピードも上がる。長袖2枚を重ね着して、さらに上着を羽織ってきたけど、前を閉じんとあかんくらい寒い。京都市内はまだだいぶ暖かかった。

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国道176号線の標識を確認。「西宮市塩瀬町」とある。
宝塚駅を越えてきたから宝塚市と思ってた。

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この国道沿い、あまりに交通量が多い。乗用車だけやったらまだしも、ダンプや大型トラックがひっきりなしに続く。噂には知ってたけど、排気ガスでかなり空気が汚い。ハイキングコースに到着するまでに排気ガスで倒れてしまいそうなほど。

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中国道のガードが前方に見える。これが見えてる間はまだまだ先。ずんずん進む。

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中国道ガード下までやってきた。ここら辺に入口があるはず。

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左手にあるこの大きな看板が目印。
「木ノ元地蔵駐車場」これのほうが移動せんと思うし目印になるやろか。

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そこから右前方を見ると、武庫川沿いに降りる道がある。

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ここを見過ごして、この「木ノ元バス停前」交差点まで来たら間違い。
ネットで「左に曲がる」って案内があったからここまで来てしもた…。
やっぱりさっきのところでよかったらしい。

来た道をしばし戻る。

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「立入禁止」とは書かれてへんけど、そんな雰囲気を醸しだしてる。

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きちんと整備されてる道やし、ここに間違いないやろね。

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田舎道になった。ハイキングにはいい道やね。ここでふと思ったんやけど、ハイカーを誰1人見てなかった。もう寒いし?それとも早い時刻やし?ここは有名ハイキングコースのはず、それやのに誰にも会わへんなんて想像すらしてへんかった。逆に行列できてるくらいに思ってた。

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これが橋梁跡やろか?ほんまにここが廃線になったところかよくわからへん。

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武庫川は岩ごつごつやね。いつの頃の岩やろか。

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ここで「武庫川峡谷にようこそ」の案内板を見つけた。
でも、腐蝕しててほとんど読めへんかった…。

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後ろを振り返る。人生の?まさかね。
中国道と武庫川が綺麗。もう少し暖かかったらハイキングにもってこいやね。

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本来はハイキングコースやなくて、JR西日本は立入禁止区域にしてるらしいけど、整備してあって歩きやすい。実際、ハイキングコースとして本に紹介されてるしね。
ここは、この間レーシックの検査に行った「神奈川クリニック」の待合室に置いてあった本で知った。これから先、おもしろいものが待ってるはず。

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ほんまに岩が多い武庫川。水量少ないからやろか。

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ふと足下を見ると、枕木が見えた。これで廃線ハイキングしてることをようやく実感した。誰とも出会わへんし、コース間違ってるんかとも思ってた。

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トレッキングシューズとトレッキングパンツ姿で意気込んで来たんやけど、スニーカーにジーンズでも全く問題ないコースやね。シューズの裏には去年の富士山登山で付いた赤土がまだ付いてた…。そして、1日歩いたにも関わらず取れへんかった…。

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右手に現れたこれは何やろ。

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「見張り岩」ってあるけど、何を見張るんやろ…。
密漁でもされてるんやろか。

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上がって見渡してみたけど、見えるのは岩ばっかり。

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枕木の姿がくっきり見えるようになってきた。この上を歩くのは危険。かなり高い確率でつまづくと思う。人間の足は、思ったより上がってへん。

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「橋梁上歩行禁止」ってある。じゃあどこ歩いたらいいんやろ。もしかして、とんちやろか?ってことは…、堂々とど真ん中を歩いたら…。ちょっと違うな。

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この左側を通るなってことやろか。ここを歩くのは勇気がいる。

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橋梁を越え、ただひたすら枕木が続く。道幅が狭くなってきたな~。

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ようやくトンネル出現。待ってましたよ。

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「小さな愛情 一」こんな看板が立ってた。定期的に見回りしてるんやろか。
これって登山やったんやな…。

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中は、ほんまに吸い込まれそうに暗い。まるでブラックホールやね。

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〝なんとかなるやろ〟

と思ってたけど、念のために小型のマグライトを持ってきた。

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ほんまに真っ暗。懐中電灯なかったらまず歩くこともできへんと思う。足場も悪いし。しかも、小型のマグライトでは全然見えへんかった。瞳孔も縮んでしまってるし、なかなか対応できへんかった。もっと光量大きいのが必要。

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また後ろを振り返る。外がいかに明るいかわかるね。

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中の様子がどうなってるのか確認するために、デジカメでフラッシュたいてみた。全然わからへん…。しかも壁向いて立ってたらしい。

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ほんま何にも見えへん。しかも何も写ってへん。逆に何か写ってたら怖いけど。

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こんなん全然役に立たへん。それでもないよりマシ?

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はるか遠くに人生の光(?)が見えた。このトンネルは中でカーブしてるから出口が全く見えへん。出口が見えただけでかなりホッとする。

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だんだん大きくなってきた。この先はまっすぐ。
そして、足下には大きな水たまりがあった。
突然のトラップには驚いたな~。

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ここまで来たらもう出たようなもん。トンネルの中はひやっとしててさらに寒かった。

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またひたすら枕木の上を歩く。ほんま誰にも会わへんな~。

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日差しが出てきて、山々の緑が映える。

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今週末の連休、もしくはその次の週あたり紅葉で綺麗に染まりそう。

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ふたつめのトンネル出現。

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このトンネルは、入口は枕木が外されてて壁に立てかけてある。敷き詰められた敷石(バラスト)で足もとが悪く歩きにくい。スニーカーではつらいかもしれん。

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この枕木、ガーデニングに使えそう。裏情報やけど、JR草津駅では余った枕木を譲ってくれる。価格設定なんてもちろんないし、交渉次第で1本\500-ほどで手に入る。こんな大きな木を\500-ではまず買えへん。庭付きの家が欲しいな~。

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ここも真っ暗で上りつつカーブしてるから先が見えへん。そして途中から枕木がごつごつとバラストの間に埋まってるからかなり歩きづらい。

ここでふと、

「野良犬が襲ってきたらどうなるんやろ…」

なんて思った。すると一気に心細くなった。さらに足早になって、明かりを求めた。

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枕木を避けて、横のバラストの上を歩いてたら、3回続けてつまずいた。コンクリートのような支柱が飛び出てるし枕木の上を歩いたほうが安全。ほんまもうちょっとで転けるとこやったね。学習能力は低いらしい。

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トンネルを出るとすぐ右手に「鯰(なまず)ヶ淵」と書かれた案内板がある。

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またの名を、「十次郎ヶ淵」ともいうらしい。
その淵は…。

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覆い茂る木々で全然見えへんかった…。

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また小さな橋梁発見。ここは危なくて歩けへん。
立ち入りすらできへんようになってるけどね。

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ずっとこの景色が続く武庫川峡谷。
できるだけ景色を満喫したいと思いつつも、足下の枕木にも注意せなあかん。

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そう、人は誰でも夢を見て生きてる。ほんま?

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流れがあれへんから?よどんでるところが多い。えらい濁っててゴミも多い。

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3つめのトンネル出現。もうええな~。

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ここにレールがあったら今にも列車が走りそう。

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出口が見えてきた。何やら赤いものが見える。

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これが噂の鉄橋。

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「スタンド・バイ・ミー」のワンシーンが浮かんだ。こんなとこ絶対走れへん。
でも歩いてみることはできそうやな。疑似体験?

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でもここは立入禁止。それでも入る人はおるんやろな~。
誰も見てへんし入ってみようかな…。
いや、やめとこ。

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この補修用(?)通路を渡る。高所恐怖症やったらここも厳しいかもしれん。

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落ちたら大変やろな…。助けてくれる人もおれへんし…。

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ちょうど逆光になって、鉄橋と紅葉のコントラストが綺麗やった。

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70mほどの鉄橋を渡ると、枕木が散乱してた。荒れ放題やね。

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そしてまたトンネル。4つめやね。ここは比較的短い。

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トンネルを抜けると、広い散策道になってた。これでも本来は立入禁止場所。

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緑から赤に変わりかけのコントラストが綺麗な紅葉発見。
秋の到来を感じるね。

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JR西日本の注意書き。

当旧線跡地は、ハイキングコースではありません。昭和61年8月に使命を終えたため…。

「ハイキングコース」やない?ここはハイキングの本で知ってんけど。JR福知山線の生瀬~道場間は、新三田駅以南が複線電化となることによって廃線となった。そして、道場のひとつ手前、武庫川駅までは絶好のハイキングコースとなってるのが現状。
武庫川から道場間は、転落死の恐れがあるほどの絶壁があるらしい。blogネタにはもってこいやね。

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絶好の散策道で、しかもこの雰囲気を独り占め。
緑あふれる自然と武庫川のせせらぎが気持ちいい。

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3つ並んだ大きな岩はどう見ても休憩用。この岩がいくつか置いてあった。これはJR西日本が置いたもの?立入禁止と謳ってる割にはサービスいいね。
さて、ここら辺で休憩としますかな。

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紅茶を冷ましてペットボトルに入れてきた。水筒は、空っぽになっても重いからペットボトルがお薦めとのこと。でも、こんなに寒いんなら水筒に暖かい紅茶を入れてきたらよかった。何でもお薦め情報を鵜呑みにするのはあかんなぁ。

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まだ早いけど、おにぎりを食べよう。海苔は先巻き派、この湿ったのがいい。
これぞハイキング気分。でも寒い。

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まだ手のひらが痛い。今朝、炊きたてのごはんでおにぎり作ろうとして軽い火傷状態。でもおにぎりはアツアツのごはんで握るもんやろ?まだまだ手の皮が薄いらしい。

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しーん。

静かやな~。このままここでじっとしてたい。

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まだ9時を回ったところ。生瀬駅をスタートしてちょうど1時間経過。
さて、出発するとしますかな。

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しばらく進むと道標があった。展望台があるらしい。そして、武庫川駅まで1,600m。もう終点はすぐそこらしい。

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ふと頭上の新緑の中に、見事な紅葉があった。
この綺麗さを写真では伝えきれへんのが残念。

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広場にも真っ赤に染まった木々があった。

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ここは、桜の名所でもあるらしい。春先にもう一度来てみたいね。

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さくらの名所「たけだお」の案内図あり。
紅葉は名所ではないらしい。

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この階段を上がると桜の道があるという。

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素通りしてまっすぐ進むと5つめのトンネルがあった。
ここはまっすぐで出口の明かりが見える。

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そしてまた、6つめのトンネル出現。これが最後のトンネルとなる。ここで初めて子供3人の家族連れとすれ違う。やっぱり時間帯が早すぎたんやろか…。

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トンネルを抜けて振り返ると、歩いてきた山々が見える。
太陽が上がってきて山が映える。

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ほんま流れてへんな~。ここは「長尾淵」というらしい。

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この先に見えるのがJR武田尾駅。そろそろ終点。

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生瀬駅を出発して初めてのトイレ。綺麗なんかな~。

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この陸橋がコースの終点。後半はハイキングコースとなってるらしい。

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階段を降りてハイキング終了。お疲れさんでした。
なかなかあっけなかったね。

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ここから舗装道を歩く。足の感覚が変やわ。

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この辺りは駐車場だらけ。でもその全てが月極で、ハイキング者用に解放されてるものはひとつもあれへん。

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こんなに駐車場があるのに全て月極。近くにベッドタウンがあるんかな。

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真っ赤な紅葉発見。なかなか綺麗。

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左手に「武田尾温泉」が見えた。時間があればゆっくりするのもいいんやけどな~。

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延々と駐車場が続く。車で来た人は、置くところなし。

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この先がJR武田尾駅。小さそうな駅やな。

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あらっ、電車が来てた。これに乗らんと次の時刻は…。
この道をまっすぐ行ったら道場駅へのコースがあるんやろか。

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宝塚方面行きの電車も去っていった。

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時間つぶすところもなくて、武田尾駅に向かう。

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あれっ、武田尾駅って無人駅やったんや…。それやったら、京都駅から無料で来れる。いやいや、そんなせこいことしたらあかん。生瀬駅は有人駅やった。

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ホームに上がってビックリ。この立派な駅は、造りがヨーロッパ風やった。トンネルと橋梁を併せ持った不思議な駅。その姿に見とれてしもた。

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間もなく、快速列車が通過した。普通だけ停めておくのはもったいない駅。

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反対ホームは特急が通過。

15分ほどして高槻行普通列車到着。ここで爆睡、気づいたらJR大阪駅やった。慌てて降りて再び桜橋口から改札を一旦出る。そして「京都~大阪昼得きっぷ」で再入場。

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比較的空いてる快速に乗る。茨木駅手前で減速、先行の新快速で急病人が出たらしく、摂津富田で降車手配をしたとのこと。これから京都までずっとのろのろ運転。それでも11時30分に到着した。

今日は充実した午前中を過ごしたね。

さて、これから仕事へ…。

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