ニュース詳細
政府 東電新会長に下河辺氏起用へ4月18日 22時46分
政府は、東京電力の人事の刷新を図るため、勝俣恒久会長の後任に、弁護士で原子力損害賠償支援機構の運営委員長を務めている下河辺和彦氏を起用する方針を固めました。
関係者によりますと、政府は、東京電力の勝俣恒久会長を次の株主総会で退任させ、後任に、下河辺和彦氏を起用する方針を固めました。
下河辺氏は64歳。
昭和49年に弁護士となり、平成19年には日本弁護士連合会の副会長に就任しました。
また東京電力の経営問題を巡っては、経営や財務状況を第三者の視点で精査する調査委員会の委員長を務めたあと、去年発足した原子力損害賠償支援機構の運営委員長を務めています。
政府は、東京電力の人事の刷新が必要だとして、トップの会長を外部から招へいするため水面下の調整を続け、東京電力の経営状況に詳しい下河辺氏を起用する方針を固めたものです。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|