NHK千葉県のニュース　千葉放送局

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潮干狩り前に津波の避難訓練

船橋市の海浜公園で、今月２０日に潮干狩り場がオープンするのを前に、津波を想定した初めての避難訓練が行われました。
東京湾に面した船橋市では、東日本大震災で、最大で２．４メートルの津波が押し寄せ、市では、震災後、沿岸部にある公共施設や民間のビルなどあわせて１２か所を津波避難ビルに指定しています。今月２０日に潮干狩り場がオープンする「ふなばし三番瀬海浜公園」では、ピーク時には１日に１万人の客が訪れることが予想され、１７日は公園の職員などおよそ８０人が参加して、近くにある避難ビルまで客を誘導する初めての訓練が行われました。
園内放送で津波警報の発令が伝えられると、職員たちは遠くからでも見えるように赤い旗を掲げながら避難を呼びかけ、およそ５００メートル離れた建物の３階の屋上まで歩いて誘導しました。
訓練では、園内放送が聞こえづらい場所があることがわかったということで、公園では、今後は、拡声機を使って避難を呼びかけることも検討するとしています。
ふなばし三番瀬海浜公園の山田勝功業務課長は「お客様に安心して来てもらえるよう、今後も、訓練を重ねて万全の態勢を整えていきたい」と話していました。

04月18日　09時46分

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