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大飯原発で閣僚会議“必要性検討”
4月12日 19時8分

大飯原発で閣僚会議“必要性検討”
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福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、野田政権は12日、関係閣僚会議を開き、野田総理大臣は「安全性についての確認を行うとともに、需給計画やコストの問題を含め、必要性の検討を行いたい」と述べました。

関西電力大飯原発について、野田政権は、今月9日、野田総理大臣と藤村官房長官、枝野経済産業大臣、細野原発事故担当大臣による関係閣僚会議で、関西電力が提出した安全対策の工程表が新たに決めた安全基準におおむね適合していると判断しました。
これを受けて、12日、5回目となる関係閣僚会議を開き、冒頭、野田総理大臣は「前回に引き続き安全性についての確認を行うとともに、需給計画やコストの問題を含め、必要性の検討を行いたい」と述べました。
会議では、新たに決めた安全基準に大飯原発が最終的に適合しているかどうかや、関西電力管内の電力需給の見通しについて、詰めの協議が行われているものとみられます。
こうした議論を踏まえて、野田政権は、大飯原発の安全性を確認したうえで、できるだけ早く、運転再開の必要性について判断したいとしています。
そのうえで、枝野経済産業大臣を近く地元に派遣して、こうした政府の姿勢に理解を得たい考えです。

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