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大飯原発 再開の必要性協議4月13日 19時42分
福井県にある大飯原子力発電所の運転再開を巡り、13日夜、野田政権は6回目の関係閣僚会議を開き、原発の安全性を再度確認するとともに、電力需給を踏まえた運転再開の必要性について協議しました。
関西電力大飯原発について、野田政権は、今月9日、野田総理大臣と藤村官房長官、枝野経済産業大臣、細野原発事故担当大臣による関係閣僚会議で、関西電力が提出した安全対策の工程表が新たに決めた安全基準におおむね適合していると判断しました。
これを受けて、野田政権は12日夜に続いて、13日午後6時半から改めて関係閣僚会議を開き、冒頭、野田総理大臣が「原発の安全性と運転再開の必要性について、詰めの議論を行いたい」と述べました。
会議では、新たな安全基準に大飯原発の安全対策が適合しているかどうかや関西電力管内の電力需給の見通しについて、詰めの協議が行われ、午後7時半前に終了しました。
野田政権は、安全基準に適合していると最終的に判断できれば、この夏の厳しい電力需給に対応するため、運転を再開する必要があると判断するものとみられ、その場合には、枝野経済産業大臣を近く地元に派遣して、政府の方針に理解を得たいとしています。
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