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大飯原発 26日に住民説明会4月17日 19時6分
福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、国が地元の住民に対して原発の安全性や運転再開の必要性を説明する催しが、地元おおい町で今月26日に開かれることになりました。
大飯原発の3号機と4号機の運転再開を巡って、枝野経済産業大臣は、14日、福井県とおおい町に運転再開の理解を求めていて、これに対して、おおい町は国に対し住民が参加する説明会を開くよう要求してきました。
この説明会について、おおい町の時岡忍町長は今月26日午後7時半から経済産業省が主催して町の施設で開かれることを明らかにしました。
説明会では、原子力安全・保安院や資源エネルギー庁の担当者が、大飯原発の安全性や運転再開の必要性を説明したうえで住民の質問に答えるということです。
住民説明会を巡って、時岡町長は、これまでおおい町以外の住民の参加も認めるとしていましたが、17日は参加はおおい町の住民に限定すると説明し、町内のおよそ3200世帯すべてに出席を確認するはがきを送ったということです。
おおい町は説明会で出た意見を基に運転再開を判断することにしています。時岡町長は「できるかぎり多くの町民に参加してもらい、国には運転再開の必要性や安全対策がどこまで実施できているのか、分かりやすく説明してもらいたい」と話しています。
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