 |
三菱UFJニコスギフトカード
|
後日,この券を購入した名鉄観光へ行き,払戻しをお願いしたところ,次のような内容で払戻しを受けた.
1,680円(原券)-210円(払戻し手数料)=1,470円
うち,1000円をギフト券,470円を現金.
戻ってきたギフト券は右の画像のもので,「三菱UFJニコスギフトカード」だった.「名鉄観光サービス株式会社」の印刷が入っているが,「三菱UFJニコスギフトカード」の取り扱い加盟全店で使用が可能である.
「乗車券を買ったときに使ったのはJCBギフトカードで,JCBならユニクロで使えたのに・・・(2010年1月現在,ユニクロではJCBギフトカードのみ使用可).」などと言ってはいけない.払戻し方法等に制限がかかっているから「商制」なのだ.
なお,払戻しの手続きをしてもらうのに,10分ほどかかった.作者が払戻し申請した券が一度自動改札を通っているからではなく,「商制」で1000円分のギフトカードを発行するのにかなりの手間がかかるためらしい.
とにかく,ギフト券での乗車券類購入は制限がキツい.金券ショップの割引率が良いか(3%割引であれば作者的には良いと感じる),よほどギフト券をもらってしまって手元にダブついているという(ありえないような)ことでもない限り,JRの乗車券類はJRの「みどりの窓口」等で現金かクレジットカードで買った方が良いと感じる.
作者の個人的な考えとしては,金券ショップでギフト券が3%割引であれば購入して実使用しようかという境界になる.結婚式や会合などで往復2〜3万円程度かかる旅行は年に何回かある.2万円の3%引きは600円.600円であれば昼食代くらいにはなるのだから,節約にはなっていると思う.では現金やクレジットカードとギフト券ではどこが大きく違うのかと言うと,「商制」がかかること以外では「洗濯してしまったら紙くず同然になってしまう」ことだと思う.
現在の日本の紙幣は家庭の洗濯機で水洗いしてもダメージはほとんど受けない.シミなどはつくだろうが,乾燥させれば信用して使えるだろう.店側で受け取りを拒否されても,恐らく銀行へ持っていけば両替してくれるはずである.クレジットカードも洗濯くらいなら恐らく平気だろう.しかし,ギフト券は洗濯したらグシャグシャになるだろう.洗濯により,ポケットの中で「溶けた」ギフト券はもはや支払い時に受け取ってはもらえないだろう.
ギフト券を発行しているクレジットカード会社,例えばJCBやVISA,三菱UFJニコス等が倒産してギフト券が即紙屑になることはまず考えられない.となると,ギフト券の大敵は「洗濯」だろうと作者は思う.(2010年1月28日記述)
|