最終更新: 2012/04/18 18:49

FNN各局フジテレビスーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

RSS

北朝鮮ミサイル発射失敗 日本政府、情報把握に遅れ 自民・石原幹事長「誤報に等しい」

北朝鮮ミサイル発射失敗 日本政府、情報把握に遅れ 自民・石原幹事長「誤報に等しい」
北朝鮮は13日朝、予告していた長距離弾道ミサイル1発を発射したが、ミサイルは、数分後、分離に失敗して韓国沖の黄海に落下し、発射は失敗した。
こうした中、今回、日本政府は、情報把握にずいぶん手間取ったようだった。
午前7時40分ごろ、日本政府はアメリカ側から「何らかの飛翔(ひしょう)体が発射された」という情報を得た。
しかし、危機管理のため導入されていた「Em-Net」では午前8時3分、「発射を確認していない」と配信した。
そして午前8時23分、ようやく防衛相の会見で、「飛翔体が発射されたと確認した」と発表している。
こうした遅れについて、軍事評論家の岡部 いさくさんは「(日本の危機管理体制に問題があるのでは?)日本政府は、アメリカからも早期警戒情報を得ていたんですけれども、日本自身で確認してから発表しようと思ったようですね。しかし、日本のイージス艦というのは、このミサイルの飛来に備えて、東シナ海に配備されていたと。ここですと、東倉里(トンチャンリ)ははるかに遠くて、水平線の下になっちゃうんですね。いかにイージス艦のレーダーといっても、水平線の上に出てこないミサイルはとらえられない。そういうような事情があったにせよ、いろいろなことで、情報の確認に手間取ってしまったわけです。しかし、ことは国民の安全に関わる問題ですから、安心なら安心と、できるだけ早い段階で知らせてほしかったですね」と語った。
また、自民党の石原幹事長は、「ある意味で誤報を打っているに等しい。誤ったと思われる情報を発信したのは、非常に禍根を残した」として、国会で追及する構えを示している。

(04/13 13:14)


「政治」の最新記事

最新記事

Today's Question

ソーシャルゲームのアイテム課金についてどう思いますか?

設けるべきではない
月額規制するなら可
制限なく利用できてもよい
どちらでもない

送信

結果をみる

投稿する

記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから

映像の投稿はこちらから

Windows Media Player」または「Flash Player」をインストールして、動画をご覧ください。