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仙台市の行政委員報酬差し止め逆転判決

2012 年 04 月 13 日 19:22


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 仙台市の行政委員の報酬が勤務実態に比べ不当に高すぎるとして市民団体が報酬差止めを求めていた裁判で仙台高等裁判所は、13日仙台市に報酬の差し止めを命じた一審判決を取り消す判決を言い渡しました。
 この裁判は、仙台市の非常勤行政委員について、月2回程度の勤務実態に比べ、月額20万円以上の報酬は高すぎるとして、仙台市民オンブズマンが支出の差し止めを求めていたものです。
 一審の仙台地裁は「著しく不合理な報酬」として仙台市に報酬の差止めを命じる判決を言い渡し、仙台市が控訴していました。
 13日の控訴審判決で仙台高裁の宮岡章裁判長は「登庁日以外にも書類や資料の検討などが行われていて、登庁日数で勤務実態を評価できない」として、一審判決を取り消し現在の報酬制度は適法だという判断を示しました。
 原告側は、上告する方針です。
 仙台市民オンブズマンは会見で「小さな無駄な支出が積もり積もって、大きな影響を与えていく、まったく現実を無視した不当な判断だ」とし一方、奥山仙台市長は「妥当な判決だ」とコメントを出しています。

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