K点越えたァ!? [ギラファノコギリ (ニルギリエンシス亜種)]
花見ってなんかめんどくさいと思いませんか? こんばんは、会長です。
前回割り出したニルギリエンシスですが、
カップに入ったままだし、パッと見とんでもない頭幅になっていたので
びっくりしてエサ交換する事になりました(意味不明)。
エサも、よく合っているので月夜野の菌床ブロックをある分だけ使う事にしました。
しかしただの菌床ではありません・・・

約1年半前の保存品(しかも常温)
熟成に熟成を重ねた常識を逸した菌床と化しています。
ここまでのものを一旦砕いてビンに詰めても再生するかどうかも危ういので、
そのままケースにスッポリ入れて使用する事に。
(こないだ羽化した♂もこのやり方で飼育しました)
使用するケースはコバシャの小。

まず外装のビニールの上部と下部(底部)をカッターで切り取ります。

ケースに押し込みます。
若干ケースの寸法にそぐわないので圧を掛けて寸法を合わせます。
きちんとケースにはまったら、

菌床を押さえながらビニールを引き抜いてセット完了。
ブロックは3個残っていたので3ケース作りました。
ただし、幼虫自体はまだそれ以上の数が待機しているのでそれらは、
ティモーレンシスでは7cmを超してやっとだった発酵マットに交換する事に。
さて、肝心の幼虫たちを見てみると…
ティモーレンシスに見慣れたせいか、
異様に頭幅が大きく見えます。(画像は無いんですが)
一番小さい個体でも16mmはあり、120ccカップで飼育していたにしてはでか過ぎです。
最大は17mmちょっとなのですが、脱皮から間もないのでまだ大きくなるでしょう。
そしてもう一つ驚いた点が…
ほとんど♂!!!!!!!!!!!!!
次世代が非常に危ういです。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
先日、届きました↓↓
BE‐KUWA43号です。
ギラファにアツい今の自分にとってまさに運命を感じてならないタイミングでした。
今回ギラファの体長データが一新されていて、
今までのデータが古いままだったせいか、
ほぼ全部の亜種が最大体調がUPしており
ニルギリエンシスも102.0mmから106.6mmに更新されておりました。
原名亜種の各産地の個体が載ってあるのには脱帽ですね。
また、以前このブログで指摘した
「サンギール語」の発音の事やタフナの表記としての誤りの事などは
ニシカワの項で触れられていた事には非常にすっきりしました。
昔のBE‐KUWAでも「タフナ島」って書いてましたしね。
今まで勘違いしていた人も気付いてくれたのでは…
そしてティモーレンシスも
ウェター島の個体群がケイスケに含められていた事には非常に納得です。
前々から自分もそう思ってました…… とか今さら言っても図々しいだけですね![[あせあせ(飛び散る汗)]](/contents/083/822/935.mime1)
そして憧れのマキタ!
今年いくつか挑戦目標にしているカブクワの内の一つなのですが、
やっぱ面白い形でゾクゾクします。
光沢系が好きで、それならダイスケもそうなのですが、
コイツ(マキタ)の場合は大腮の形(と云うかライン)も好きで、
ニュルッと伸びた滑らかな湾曲がイイ角度なんだなァ…ハァハァ
立派な変態だと云う事がこれでお分かりいただけたでしょう(苦笑)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
さて、先日集会を行いました。
今回のメインは、先日羽化した特大ニルギリエンシス♂の計測です。
(もっとも、呼んだNo.2とNo.6は興味無しで、ずっと仮面ライダーの話してましたが)
計測の前に、前々から「早く割り出せよ」と背中を叩いていた
No.2のバンガイヒラタの産卵ケースを暴く事に…
ケースを組んだ時期なんですが、なんと哀しい事に約6ヶ月前。
ケースをひっくり返してみると何とも『凄い』としか形容できない内容が…

丸々とした♂3令幼虫が1頭。。。
一体何が起こったのか・・・・・・
多数居たはずの幼虫が共食いを起こし究極の状態となったのです。
普通なら割り出しが遅れてもせめて3~5頭は残って居るものですが、
彼はそんな「普通」を軽く超えてくれました。
そして、画像中のマットの色の薄い部分、コレなんだか分りますか??
劣化したマットではありません、産卵木なんです。
一体何が起こったのか・・・・・・
実は画像が小さくて見えにくいですがこのケースはコバエ地獄になっていて
1立方cmあたりウジが5~10頭居るレベルです。
そのおかげか、半年間でクワガタとコバエの幼虫の力で
木材だったものはフレーク状に、やがて土に還りました。
ざっと探してみましたが、樹皮以外は木片も見つかりませんでした。
枯れ木が土に還るまで…自然界なら数年掛かるものが、半年で完全分解ですよ。
衝撃でした。
★ ★ ★ ★ ★ ★
さて、本題に戻って計測です。
きちんとしたノギスは自分は持ってないので、
デジタルノギスを持っているNo.2とステンレス製アナログノギスを持っているNo.6
の力を借り、測ってみると…
うん。イケる。
予想よりは縮みましたが、
他に見聞きした飼育サイズの最大は越えています。


手に乗せてみる。
飼育した最大個体を手に乗せたとき。
自分の胸の中心を掴まれていくような感覚は何とも言えません。
ギラファの場合は小さい方も凄い個体を見ていますが
やはり大きい個体の方が感動が大きいです。
なにより、飼育時の努力(←適正な表現か分からんが)が
そのまま重みとなって感じられるのが小さい方との違いの一つです。
(小さい方は努力した分だけ軽くなっていきますからね…)
今季羽化したティモーレンシスのレギュラーサイズ61mmと並べてみました。
チビギネス個体と並べても良かったかも…(笑)
おそらく、今年羽化させるクワガタの中で最も満足に近い1頭になるでしょう。
前回割り出したニルギリエンシスですが、
カップに入ったままだし、パッと見とんでもない頭幅になっていたので
びっくりしてエサ交換する事になりました(意味不明)。
エサも、よく合っているので月夜野の菌床ブロックをある分だけ使う事にしました。
しかしただの菌床ではありません・・・
約1年半前の保存品(しかも常温)
熟成に熟成を重ねた常識を逸した菌床と化しています。
ここまでのものを一旦砕いてビンに詰めても再生するかどうかも危ういので、
そのままケースにスッポリ入れて使用する事に。
(こないだ羽化した♂もこのやり方で飼育しました)
使用するケースはコバシャの小。
まず外装のビニールの上部と下部(底部)をカッターで切り取ります。
ケースに押し込みます。
若干ケースの寸法にそぐわないので圧を掛けて寸法を合わせます。
きちんとケースにはまったら、
菌床を押さえながらビニールを引き抜いてセット完了。
ブロックは3個残っていたので3ケース作りました。
ただし、幼虫自体はまだそれ以上の数が待機しているのでそれらは、
ティモーレンシスでは7cmを超してやっとだった発酵マットに交換する事に。
さて、肝心の幼虫たちを見てみると…
ティモーレンシスに見慣れたせいか、
異様に頭幅が大きく見えます。(画像は無いんですが)
一番小さい個体でも16mmはあり、120ccカップで飼育していたにしてはでか過ぎです。
最大は17mmちょっとなのですが、脱皮から間もないのでまだ大きくなるでしょう。
そしてもう一つ驚いた点が…
ほとんど♂!!!!!!!!!!!!!
次世代が非常に危ういです。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
先日、届きました↓↓
ギラファにアツい今の自分にとってまさに運命を感じてならないタイミングでした。
今回ギラファの体長データが一新されていて、
今までのデータが古いままだったせいか、
ほぼ全部の亜種が最大体調がUPしており
ニルギリエンシスも102.0mmから106.6mmに更新されておりました。
原名亜種の各産地の個体が載ってあるのには脱帽ですね。
また、以前このブログで指摘した
「サンギール語」の発音の事やタフナの表記としての誤りの事などは
ニシカワの項で触れられていた事には非常にすっきりしました。
昔のBE‐KUWAでも「タフナ島」って書いてましたしね。
今まで勘違いしていた人も気付いてくれたのでは…
そしてティモーレンシスも
ウェター島の個体群がケイスケに含められていた事には非常に納得です。
前々から自分もそう思ってました…… とか今さら言っても図々しいだけですね
そして憧れのマキタ!
今年いくつか挑戦目標にしているカブクワの内の一つなのですが、
やっぱ面白い形でゾクゾクします。
光沢系が好きで、それならダイスケもそうなのですが、
コイツ(マキタ)の場合は大腮の形(と云うかライン)も好きで、
ニュルッと伸びた滑らかな湾曲がイイ角度なんだなァ…ハァハァ
立派な変態だと云う事がこれでお分かりいただけたでしょう(苦笑)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
さて、先日集会を行いました。
今回のメインは、先日羽化した特大ニルギリエンシス♂の計測です。
(もっとも、呼んだNo.2とNo.6は興味無しで、ずっと仮面ライダーの話してましたが)
計測の前に、前々から「早く割り出せよ」と背中を叩いていた
No.2のバンガイヒラタの産卵ケースを暴く事に…
ケースを組んだ時期なんですが、なんと哀しい事に約6ヶ月前。
ケースをひっくり返してみると何とも『凄い』としか形容できない内容が…
丸々とした♂3令幼虫が1頭。。。
一体何が起こったのか・・・・・・
多数居たはずの幼虫が共食いを起こし究極の状態となったのです。
普通なら割り出しが遅れてもせめて3~5頭は残って居るものですが、
彼はそんな「普通」を軽く超えてくれました。
そして、画像中のマットの色の薄い部分、コレなんだか分りますか??
劣化したマットではありません、産卵木なんです。
一体何が起こったのか・・・・・・
実は画像が小さくて見えにくいですがこのケースはコバエ地獄になっていて
1立方cmあたりウジが5~10頭居るレベルです。
そのおかげか、半年間でクワガタとコバエの幼虫の力で
木材だったものはフレーク状に、やがて土に還りました。
ざっと探してみましたが、樹皮以外は木片も見つかりませんでした。
枯れ木が土に還るまで…自然界なら数年掛かるものが、半年で完全分解ですよ。
衝撃でした。
★ ★ ★ ★ ★ ★
さて、本題に戻って計測です。
きちんとしたノギスは自分は持ってないので、
デジタルノギスを持っているNo.2とステンレス製アナログノギスを持っているNo.6
の力を借り、測ってみると…
うん。イケる。
予想よりは縮みましたが、
他に見聞きした飼育サイズの最大は越えています。
手に乗せてみる。
飼育した最大個体を手に乗せたとき。
自分の胸の中心を掴まれていくような感覚は何とも言えません。
ギラファの場合は小さい方も凄い個体を見ていますが
やはり大きい個体の方が感動が大きいです。
なにより、飼育時の努力(←適正な表現か分からんが)が
そのまま重みとなって感じられるのが小さい方との違いの一つです。
(小さい方は努力した分だけ軽くなっていきますからね…)
チビギネス個体と並べても良かったかも…(笑)
おそらく、今年羽化させるクワガタの中で最も満足に近い1頭になるでしょう。
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