尖閣諸島:「すごい起爆剤」橋下大阪市長は改めて評価

毎日新聞 2012年04月18日 12時11分(最終更新 04月18日 12時20分)

 大阪市の橋下徹市長は18日、東京都の石原慎太郎知事が尖閣諸島の一部購入を表明したことについて、「石原知事がこのような行動を起こさない限り、国はこの問題にふたをしたままで積極的な動きはなかった。すごい起爆剤になった」と改めて評価した。さらに、「国民がしっかりこの問題について考えることが大切。安全保障の問題を含めて、大きな議論が巻き起こるのではないか。とてつもない問題提起だ」と述べ、国民的な関心の高まりを期待した。

 一方、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を判断する野田佳彦首相ら政治家6人の協議について、議事録が残されていなかったことを批判。「重要な意思決定だから、誰がどのように考えて決定したか後世に残すべきだ。議事録を残していなかったら誰の責任か分からない。まったく責任のない安全宣言だ」と激怒した。【津久井達】

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