大飯原発:再稼働判断の議事要旨公開へ 政府

毎日新聞 2012年04月04日 19時09分(最終更新 04月04日 19時19分)

大飯原発3、4号機の再稼働に関する会合に臨む野田佳彦首相(右から2人目)と(左から)枝野幸男経産相、細野豪志原発事故担当相。右端は藤村修官房長官=首相官邸で2012年4月3日午後7時3分、藤井太郎撮影
大飯原発3、4号機の再稼働に関する会合に臨む野田佳彦首相(右から2人目)と(左から)枝野幸男経産相、細野豪志原発事故担当相。右端は藤村修官房長官=首相官邸で2012年4月3日午後7時3分、藤井太郎撮影

 藤村修官房長官は4日の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を判断する野田佳彦首相と3閣僚の協議について、議事録と議事要旨を作成し、議事要旨は会議終了後1週間をめどに原則公開する方針を示した。

 詳細な議事録の公開については「個別に判断する」とし、閣僚協議の議長である枝野幸男経済産業相が必要と認める場合は非公表とする意向を示した。また公開する議事要旨は発言者の氏名も記録するが、藤村氏は「発言者の全ては入らない」と述べ、一部は匿名にとどめる可能性を指摘した。

 閣僚協議をめぐっては、岡田克也副総理が3日の会見で議事録などを作る必要はないとの認識を示していたが、藤村氏は「岡田氏が言ったのは一般論」と説明した。【小山由宇】

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