環境側面 |
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『環境影響』としてしまうと意味が定義と全然違ってしまう。
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メイズって覚えてますか? 80年頃大流行した迷路のことです。 青木が原は自殺の名所 ラビリンスとは牛の頭をもつ怪物を閉じ込めたあれですよ、あれ |
H審査員とは私がかねてよりご指導を賜っている某有名審査機関のおえらいさんである。 不肖おばQ、あなた様を尊敬しております。 もし、H様がこの駄文をお読みになられましたら笑ってお許しください。 |
環境側面 |
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まして○○流とか○○方式など審査機関の名前をつけた著しい環境側面の決定方法など不要であったのだ。著しい側面であるはずのものの点数が低いから算式を変えようとか、係数を変えようなんてこと自体支離滅裂ではないか。
「いくら係数をいじってもPCBが著しい環境側面にならないんです。」なんて人はISOに関わっているなどと語ってはならない。
それはISOに対する冒涜である。
残念ながら私はそういう事務局をたくさん知っている。 |
「環境側面という言葉 07.12.09」への意見 はじめまして、ぶらっくらいがぁと申します。 以前、ミクシィでおばQ様からコメントをいただいたことがあり、それでこのサイト(うそ800)を知りました。僭越ながら共感できる部分があり、参考にさせていただいております。 さて、「環境側面という言葉 07.12.09」に関して、少し自分の考えを述べさせていただきます。 「環境側面」や「著しい環境側面」という用語は、日常で使われることはほとんどなく、これを社員に理解させて覚え続けさせることは合理的とはいえません。 また、ISO14001固有の用語でもあり、EMSが会社の経営システムの一要素にすぎないことを考えれば、いっそ「環境側面」なる用語は使用しないことが一番であると思います。 更に踏み込んで考えれば、経営システムの重大管理要素である品質、環境、労働安全、情報管理の全てに当てはまる一般的な日常用語を使用することが望ましいわけです。 当社ではいわゆる「ISO統合」の準備中ですが、その中では「環境側面」を単に「リスク」、「著しい環境側面」を「重大なリスク」という言葉に置き換えようと考えています。(「有益な環境側面」なる不可解なものは取り扱いませんので、有害要素だけが対象です) 「考えうる環境側面を特定し、著しい環境側面を決定する」なんて書くより、「市場クレーム、環境汚染、労働災害、情報漏えいのリスクを取りまとめ、その中から重大なリスクをピックアップする」とした方がスッキリしますね。 これなら誰にでも理解できます。 |
ぶらっくたいがあ様のご高名はかねてより存じ上げております。
あなた様のような有名な方からお便りをいただくとは感激至極であります。
おっしゃる通りと思います。
私は勤めていた会社、支援した会社、知り合いの会社で9000でも14000でもISOの教育とかしちゃいけないと言ってました。また文書もISO用語などつかっちゃいけない従来からのもので十分、審査員のためには対照表で説明を基本としてました。
そうでもなくちゃ、それこそシステムが定着しませんからね。
ただ、ぶらっくたいがあ様の唱えるリスクという言葉が環境側面と1対1で対応するかというと、ちょっと違うような気がします。
それこそ規格でいう「有害か有益かを問わず(アネックス)」のニュアンスとは異なるような気がします。
有害要素だけとおっしゃいますが、それだけでよいのかなあ?と思います。
私は「有益な環境側面」否定論者ですが、環境側面は有益なものを有するものもあると考えておりますので主義が違うかもしれませんね。
お互いに道は異なれど、日本のISOを良くするために頑張りましょう。
私のようなヒヨッコの洟垂れ小僧に過大なお言葉、痛み入ります。 私は3年前に再就職と同時にまったくの未経験で「ISO」の世界に飛び込みましたので、毎日が勉強の連続でしたし、今も変わりはありません。 そういう意味ではネットであれ、リアルであれ、お会いする人すべてが先生であると思っております。どうぞよろしくお願いします。 有害要素だけとおっしゃいますが、それだけでよいのかなあ?と思います。 さて、少し言葉足らずのようでしたので、補足させていただきます。 実はその指摘は、ウチの社員の中からもありました。 「ISO」は経営システムそのものであるという根っこの部分において、おばQ様のお考えと私のそれとはおそらく同じだと思います。 経営システムの最も重要な機能には、 @顧客満足の向上というプラスの側面の追求と、 Aリスクの低減・回避というマイナスの側面への備えの2つがあると考えます。 簡単に言うと、 @は競合他社に打ち勝つ素晴らしい製品を開発販売してお客様の支持を得ることであり、 Aは環境不祥事、製品欠陥による損害賠償やリコール、労災、情報漏えいなどのリスクから会社を守ることであるといえます。 @には、安価で高性能な製品だけでなく省エネ・省資源をアピールした「環境に優しい製品」も含まれますから、言い換えればこれは「有益な環境側面」です。 「環境側面」という言葉の取り扱いの中で有害要素だけを対象にして有益要素は対象にしないと申し上げましたのは、それは@の範疇のことであるからAには属さないという意味です。まったく考慮しないということではありません。 攻守がそろっての経営システムですから、当然といえば当然の話ですね。 |
環境側面に関わる問題というか議論がかみ合わない原因は、環境側面と言う訳語がやはり不適切だったのでしょうね。
「事業と環境の接点」とか、「環境リスク要因」とか「環境事業要因」という表記のほうが日本人には直感的に理解できたでしょう。
ともかく、この語をめぐって今も審査の現場では不毛な議論がえんえんと続いているのは現実です。
その時間を遵法を確実にしているか、環境配慮をどう展開しているのかとかいう生産的な話し合いをしてほしいものです。
ばかばかしい例え話ですが、
「著しい環境側面を決定するには使用量、重大性、持続性などを数値で評価してその積を求めて一定基準を越えたかどうかで判定します。」といえば「そうするのか!」と信じる人がいるだろうことは間違いありませんが
「環境事故や違反が起きないように管理しなければならない項目は、使用量、重大性、持続性などを数値で評価してその積を求めて一定基準を越えたかどうかで判定します。」といえばみんな「そんなバカな」というに違いありません。
ちょっと考えればわかることを、わからないということは考えていないんでしょうか?
環境側面 いつも楽しくHPを拝見いたしております。 早速ですが2,3質問をさせて下さい。 大手の認証機関のJxxで定期審査を受審した時のことです。 ?審査員の言葉”環境側面抽出、著しい環境側面特定は、目標設定の為の準備です。”、ということをはっきり言われました。これは、規格の何項に書いてあるのか不明です。ご教示お願いします。 ?審査員の言葉2”著しい環境側面は、改善により減らせるものを登録しなさい。仕事で使う必要があるものは、なくしたら仕事ができないから。” ??とも、いままで色々な解釈を論ずる審査員がいましたが、今回は極めつけでした。私の理解が不足なのでしょうか。ご教示下さい。 以上 |
岩■様 お便りありがとうございます。
若干、あちこち文字化けがあるようです、まあ、大勢に影響なさそうですので文字化けは私なりに読んでいきます。
「著しい環境側面は目標設定のためです」
大手ということと、そのお説を聞いただけでどこだかわかっちゃいます。というくらいその大手ではティピカルな考え方のようです。そしてそれは完璧に間違いでしょう。困ったものです。
ということでそんなことは規格に書いてあるはずがありません。
私に聞くより、次回審査で「それは、規格の何項に書いてあるのか?」と審査員にお聞きなされたらいかがでしょうか。
「著しい環境側面は、改善により減らせるものを登録しなさい」
うわあ!これまた某大手審査機関のティピカルな論理!
私はそんなアホ審査員を相手にしたくありません。
一番手近な電話をとって「おまえんとこから来ている審査員変えないと認証機関変えるぞ」と審査員の目の前で、先方の責任者にクレームをつけるのが一番かと思います。
私、そんなこと一度だけしたことがあります。
その場で聞くことができなくても、審査の後でも無邪気に先方の責任者宛にご教示願いたいとお便りを出されたらいかがでしょうか。
その前に、ほかの審査機関のふたつみっつ、ISO-TC委員にお問い合わせするとかして、その回答で武装していると確実です。たぶん平謝りになると思います。
審査員の言葉2”著しい環境側面は、改善により減らせるものを登録しなさい。仕事で使う必要があるものは、なくしたら仕事ができないから。” こんなご託をのたまう審査員を目の当たりにしたら吹き出してしまうかもしれません。カンペキに環境影響と環境側面をごっちゃにしていますね。たぶん、両者の見分けがつかないのでしょう。 だいたい「著しい環境側面は改善により減らせる」、つまり改善によって「著しい」から「通常の」環境側面に格下げできるものでしょうか。 例えば「側溝への有機溶剤の漏洩流出」を考えた場合、漏洩流出を防止するための管理を強化することで、その発生の可能性を低減させることはできます。しかし、有機溶剤を保管している以上は漏れ出すという想定事態そのものがなくなるわけではないので、それが著しくなくなるという考え方はヘンです。 それから、「なくしたら仕事ができないから」というのもヘンです。 「保管PCB廃棄物の紛失・盗難」という環境側面は、その保管PCB廃棄物をJESCOに処理してもらうことでなくなります。これによって何の仕事ができなくなるのでしょうか。 TC委員様にご神託を仰ぐまでもなく、この2点で論破できるでしょう。 著しい環境側面がどうたらなんてことは横に置いて、環境負荷を低減させること、事故を発生させないこと、発生した場合にはそのダメージを低減させることを素直に取り上げればいいんじゃないでしょうか。 |
ぶらっくたいがぁ様 いつもご指導ありがとうございます。
ぜひともぶらっくたいがぁ様に認証機関とか審査員の教育をしていただきたいものと・・
私ですか?
めんどくさいことはご遠慮しておきます。