およそ2万4,000件の会社機密情報持ち出す 中国人男を再逮捕
工作機械大手「ヤマザキマザック」の中国人の元社員の男が、会社の機密情報を持ち出したとして逮捕された事件で、警察は、ほかにもおよそ2万4,000件の機密情報を持ち出したとして再逮捕した。
再逮捕された唐博容疑者(31)は、2011年6月から2012年3月までの間に、会社のサーバーから工作機械の図面のデータおよそ2万4,000件をコピーして不正に持ち出した不正競争防止法違反の疑いが持たれている。
唐容疑者は容疑を否認し、「暇つぶしのためにやった」などと話しているという。
警察は、唐容疑者が持ち出した図面のデータをライバル会社に提供しようとした疑いが強いとみて調べている。