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化学物質テロ部隊などが沖縄へ4月11日 16時0分
北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射に備え、11日午後、警察庁は庁内に対策本部を設置するとともに、石垣島と宮古島に化学物質などを使ったテロに対応する専門部隊などで構成する特別派遣部隊を配備して警戒に当たっています。
警察庁によりますと、特別派遣部隊には、九州の各警察本部の機動隊や、日本では劇物に指定されている「ジメチルヒドラジン」がミサイルの燃料に使われる可能性があることから化学物質などを使ったテロの対応に当たる専門部隊も含まれています。
10日までに合わせておよそ80人が石垣島と宮古島に派遣されており、現地の視察やミサイルが発射された際の配置の確認などを行っています。
また、沖縄県警察本部が11日からヘリコプター1機を石垣島に待機させており、ミサイル発射の情報があれば、被害がないか上空から確認を行ったうえで、必要に応じて機動隊などを現場に派遣して住民を避難させるなどの対応を取ることにしています。
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