尖閣諸島:石原知事発言…台湾が苦言
毎日新聞 2012年04月17日 19時15分(最終更新 04月17日 20時35分)
【台北・大谷麻由美】台湾外交部(外務省)の報道官は17日、沖縄県・尖閣諸島を東京都が購入する交渉を進めているという石原慎太郎知事の発言について「一切承認できない」と台湾の領有権を改めて主張した。また「政治家は発言に慎重であるべきだ。一方的な行動で友好関係が損なわれるのは見たくない」と苦言を呈した。日本に対しては「争議を棚上げし、平和的互恵に基づく共同開発」を呼び掛けた。