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台湾の支援に感謝 桜を植樹
4月14日 17時37分

台湾の支援に感謝 桜を植樹
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東日本大震災のあと、日本円にして180億円を超える、世界でも突出した義援金を送ってくれた台湾の人たちに感謝の気持ちを表そうと、日本から170人の訪問団が台湾を訪れ、友好の印として桜の植樹を行いました。

このイベントは、日本と台湾の交流活動を行っている民間団体が企画したもので、日本からおよそ170人が台湾南部の台南市を訪れました。
桜が植えられたのは日本統治時代の台湾で農業の発展に尽くした日本人技師を記念した公園で、14日の式典には、地元の人たちも含めおよそ500人が参加しました。
はじめに訪問団を代表して森元総理大臣が「桜の木がこれからの日本と台湾の絆を深めてくれることを願っています」とあいさつしたあと、参加者が桜の植樹を行いました。
植えられたのは、温暖な地域で育ちやすい「河津桜」という日本の桜を台湾に自生する桜に接ぎ木したもので、公園には合わせて200本が植樹され、日台の友好の新たな象徴にしたいという願いが込められているということです。
日本から訪れた参加者たちは「台湾への感謝の気持ちを表したくて来ました。桜が咲くようになったらまた訪れたいです」などと話していました。
また、台湾の参加者の一人は「桜が成長して満開となるように、日本と台湾の友好関係が美しく花開いたらいいと思います」と話していました。

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