岩戸開きで出てくる真の大神様は
「ウシトラの金神」という記述が、
日月神示のなかにあります。
「ウシトラの金神」とは「国常立大神様」
スの大神様に続く「御二おに」様
「国常立大神」の復権こそ、
真の岩戸開きとも言えます。
「太古の因縁」についての場面
第四五章 あヽ大変〔一九五〕
ここに八王大神は諸神人と図り、その一致的意見を集めて、
天上にまします日の大神、月の大神、広目大神に、
国祖の頑強にして到底地上世界統理の 不適任なることを奏上すべく、
天地を震動させながら数多の神人を率ゐて、
日の若宮に参上り大神に謁し、国祖御退隠の希望を口を極めて奏上したり。
天上の大神といへどもその祖神は、国祖国治立命なれば、大いに驚きたまひ
如何にもして国祖の志を翻さしめ、やや緩和なる神業神政を地上に施行 して、
万神の心を和めしめ、従来のごとくのまま
国祖執権の下に諸神人を統一せしめむと、焦慮せられたるは、
骨肉の情としては実にもつともの次第なりといふべし。
ここに天の若宮にます日の大神、広目大神および、月界の主宰神月の大神は、
八王大神以下の神人に対し、追つて何分の沙汰あるまで
下土に降りて命を待つべしとの神命に、唯々諾々として降り来たりける。
アヽ国祖国治立命は、大宇宙の太祖大六合治立尊の神命を遵奉し、
天地未分、陰陽未剖の太初より、大地の中心なる地球世界の総守護神として、
修理 固成の大業を遂行し、久良芸那す漂へる神国を統轄し、律法を厳行したまひける。
されど大神の施政たるや、あまりに厳格にして剛直なりしため、
混沌時代の主 管神としては、少しく不適任たるを免がれざりき。
ゆゑに部下の諸神人は、神政施行上、非常なる不便を感じゐたるなり。
さいはひ和光同塵的神策を行はむとする八王大神および、
大自在天の施政方針の臨機応変にして活殺自在なるに、
何れの神人も賛成を表し、つひに常世城に万神集合して、
国祖の退隠されむことを決 議するに至れるなり。
三柱の大神は地上世界の状況やむを得ずとなし、
涙を呑ンで万神人の奏願を聴許せむとせられたり。
されど一旦地上世界の主宰者に任ぜられたる以上 は、
神勅の重大にして、軽々しく変改すべきものに非ざることを省みたまひて、
容易に万神人の奏願を許させたまはず、
直ちに国祖に向つて少しく緩和的神政を 行ひたまふべく、
種々と言をつくして、あるひは慰撫し、あるひは説得を試みたまひける。
されど、至正、至直、至厳、至公なる国祖の聖慮は、
三体の大神の御命令といへども容易に動かしたまはざりける。
三体の天の大神は、ほとんど手を下すに由なく、
ここに、国祖の御妻豊国姫命を天上に招きて、国祖に対し、
時代の趨勢に順応する神政を施行さるるやう、
諫言の労を取らしめむとなしたまひぬ。
豊国姫命は神命を奉じて聖地に降り、
百方言を尽して、天津大神の神慮を伝へ、涙とともに諫言したまひたれど、
元来剛直一途の国祖大神は、その和光同塵的神政を行ふことを好みたまはず、
断乎として妻の諫言を峻拒し天地の律法の神聖犯すべからざるを説示して寸毫も譲 りたまはざりける。
ここに豊国姫命は止むを得ずふたたび天上に上りて、
三体の大神に国祖の決心強くして、到底動かすべからざることを奏上されたり。
時しも八王大神は、豊国姫命の後を追ひて、天上に登りきたり、
天の若宮にます日の大神の御前に恭しく奏問状を捧呈して裁許を請ひぬ。
日の大神は、八王大神の奉れる奏問状を御覧遊ばされて、
御面色俄に変らせたまひ、太き息をつきたまひける。
その文面には、
『国祖国治立命は、至厳至直にして律法を厳守したまふ神聖者とはまをせども、
その実は正反対の行動多く、現に前代常世彦命、常世城に大会議を開催 するや、
聖地の従臣なる、大江山の鬼武彦にみづから秘策を授け、権謀術数の限りをつくして、
至厳至聖なる神人らの大会議を混乱紛糾せしめ、
つひに根底より 顛覆せしめたまへり。
吾らをはじめ、地上世界の神人は、もはや国祖を信頼したてまつる者一柱もなし。
速やかに国祖を退隠せしめ、温厚篤実にして名望天下に 冠たる
盤古大神塩長彦命をして、国祖の神権を附与したまはむことを、
地上一般の神人の代表として奏請し奉る。以上敬白』
地上の世界一般の神人らは、幾回となく天上に上りきたり、
国祖大神の御退隠を奏請すること頻にして、
三体の大神はこれを制止し、慰撫し、緩和せ しむる神策につきたまひ
終に自ら天上より三体の大神相ともなひて、聖地に降らせたまひ、
国祖大神をして、聖地ヱルサレムを退去し、根の国に降るべきこと を、
涙を呑み以て以心伝心的に伝へられたりける。
国祖大神は、三体の大神の深き御心情を察知し、自発的に、
『我は元来頑迷不霊にして時世を解せず、ために地上の神人らをして、
かくのごとく常暗の世と化せしめたるは、まつたく吾が不明の罪なれば、
吾はこれより根の国に落ちゆきて、苦業を嘗め、その罪過を償却せむ』
と自ら千座の置戸を負ひて、退隠の意を表示したまひける。
アヽ国祖は、至正、至直、至厳、至愛の神格を発揮して、
地上の世界を 至治太平の神国たらしめむと、永年肝胆を砕かせたまひし、
その大御神業は、つひに万神人の容るるところとならず、
かへつて邪神悪鬼のごとく見做されたま ひ、
世界平和のために一身を犠牲に供して自ら退隠の決心を定めたまひたる、
その大慈大悲の大御心を拝察したてまつりて、何人か泣かざるものあらむや。
神諭に曰く、
『善一と筋の誠ばかりを立貫いて来て、悪神祟り神と申され、
悔し残念、苦労、艱難を耐り詰めて、世に落とされて蔭に隠れて、
この世を潰さぬため に、世界を守護いたして居りた御蔭で、
天の御三体の大神の御目にとまり、
今度の二度目の天の岩戸を開いて、また元の昔の御用を致すやうになりたぞよ』
と示されたるごとく、数千万年の長き星霜を隠忍したまひしは、実に恐れ多きことなり。
さて三体の大神は国祖にむかつて、
『貴神は我胸中の苦衷を察し、自ら進ンで退隠さるるは、
天津神としても、千万無量の悲歎に充たさる。
されど我また一陽来復の時を待つて、貴神を元の地上世界の主権神に任ずることあらむ。
その時来らば、我らも天上より地上に降り来りて、貴神の神業を輔佐せむ』
と神勅厳かに宣示したまひけり。
岩戸が開き、国祖が真にお出ましになられるとき、御三体の大神様は、
前述のとおり、国祖のお手伝いをするために地上に降り来たるわけです。
そしてすでに富士三、皆神山に「スの大神様(真の御三体の大神様)とともに御三体の大神様もご降臨なさいました」
ウシトラの鬼と呼ばれ、忌み嫌われた「国祖」が真の主催神として復権なさる事態を称して
「鬼の意が変わる」「御二おに」
「スの大神様」につぐ第二の神のご出現となるわけです。
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