表示の設定では、Flash Player の再生のスピードアップを可能にする、ハードウェア加速方式のスケーリング機能の使用・不使用が選択できます。
デフォルト設定では、Flash Player の再生品質を向上させるために、「ハードウェアアクセラレーションを有効化」オプションがオンになっています。特に、フルスクリーン再生時のパフォーマンスが改善できます。
Flash Player は、それ自体でも高品質なビデオ・画像表示が可能ですが、ハードウェア加速方式のスケーリング機能では、ユーザーコンピューターのビデオ・グラフィックカードが使用されるため、Flash Player 単体よりさらに鮮明かつ高速に、画像やビデオを表示することができます。
ハードウェア加速方式のスケーリング機能を利用するには、Windows の場合は Microsoft DirectX 9 と 128 MB の VRAM、Apple Macintosh の Mac OS X v10.2 以降の場合は OpenGL が必要です。古いハードウェアおよびドライバでは、互換性の問題が生じることがあります。(詳しくは、Flash Player の必要システム構成を参照してください。)旧バージョンの Flash Player では、ハードウェア加速方式ではなくソフトウェア方式のスケーリング機能が用いられるため、劇的な変化がみられるわけではありません。
画質の劣化や表示所要時間が長すぎるなど、Flash Player の表示性能に関わる問題が発生する場合は、表示パネルの「ハードウェアアクセラレーションを有効化」オプションをオフにしてください。このオプションをオフにすれば、Flash Player とハードウェア・ドライバの互換性に関する問題が解消されるはずです。 この場合、Flash Player はソフトウェアを利用してコンテンツのスケーリングと表示を行うようになります。
表示パネルは以下の手順で表示できます。