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ついに解明されるか 水谷建設「裏献金1億円」の真相

【政治・経済】

楽天SocialNewsに投稿!
2012年4月10日 掲載

小沢事件の最大のナゾ

<社長が「横領」で告発された!>

 26日に判決が出る「小沢裁判」の発端となった「水谷建設からの1億円ウラ献金疑惑」の解明がついに進みそうだ。小沢一郎元代表(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)にカネを渡した――と裁判で証言した川村尚水谷建設元社長(53)に対する告発状(業務上横領罪や特別背任罪など)が東京地検に提出されたのである。

 告発状によると、「川村元社長は04年か06年ごろ、当時の水谷功元会長と共謀して会社の資金を横領。これを隠すために『陸山会事件』の裁判でウラ金1億円の証言をした」などと指摘している。
「陸山会事件はこの水谷建設の裏献金から始まりました。検察が本気で組織改革を考えているなら、きちんと捜査してほしいと思う。今後は共同告発人を募るつもりです」(告発した男性)
 告発を“援護”する動きもある。昨年12月に「会社更生」手続きが始まった水谷建設の管財人が、来月から“債権の調査”を開始するのだ。
「約353億円の負債を抱えて会社更生法の適用を申請した水谷建設にとって、裏ガネ1億円は決して少ない金額ではない“債権額”。取り戻せるなら取り戻したい。川村元社長は『陸山会裁判』で自ら裏ガネを運んだことを認めているから、管財人も詳しい流れを徹底的に追及するでしょう。裁判では裏帳簿の存在も指摘されていて、当時の経理担当の親族の家に隠されたという話も出ていた。裏ガネの全容が明らかになり、小沢サイドへの1億円がデッチ上げ証言だったことが分かれば『陸山会事件』に対する世論の検察批判は今以上に高まるでしょう」(司法ジャーナリスト)
 そもそも「裏ガネを渡した」という川村証言は、誰が聞いても不自然極まりない。大勢の人が行き交う真っ昼間の赤坂の全日空ホテル(当時)のロビーで、顔も覚えていない相手に紙袋に入れた巨額のカネを渡した――というのだ。しかも、一方的に主張しているだけで何の証拠もない。ホテルに川村を運んだと検察官に話していた運転手も、裁判で「(川村を)運んだ記憶はない。調書は検事から圧力をかけられてサインを強要された」と暴露したし、一部週刊誌は、カネは川村元社長が愛人に渡したとにおわせていた。
 いったい、何が真実なのか、1億円はどこに消えたのか、検察は本気で明らかにするべきだ。
~2012年4月10日以前の記事~

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