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基地の街で九条考える、イベント「やっぱ9条inヨコスカ」開催/横須賀

2010年10月9日

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「平和憲法があったからこそ、戦後は1人の戦死者も出していない」と語る澤地さん=横須賀芸術劇場

「平和憲法があったからこそ、戦後は1人の戦死者も出していない」と語る澤地さん=横須賀芸術劇場

 「基地の街で平和を考える」をテーマとしたイベント「やっぱ9条inヨコスカ」が9日、京急線汐入駅前の横須賀芸術劇場などで開かれた。講演会や分科会、現地調査などが行われ、約2千人の参加者は多角的に「戦争と平和」について理解を深めていた。「九条かながわの会」の実行委員会が主催。

 同劇場大ホールでは、作家で九条の会呼び掛け人の澤地久枝さんと、詩人のアーサー・ビナードさんが講演した。澤地さんは「横須賀は軍隊がいることで人々の生活が成り立っていた街だが、戦争で解決するものは何もない」と指摘。「平和憲法の原点に返り、より良い未来を次の世代に残す責任がわたしたちにはある」と強調した。

 ビナードさんは「軍需産業が国民の不安をあおって武器を売りさばいている」と批判し、「わたしたちはどこにうそが仕込まれているかを細かくチェックし、言葉で戦わないといけない。戦争の不条理と無意味さを訴え、優れた日本の平和憲法を世界に広げよう」と呼び掛けた。

 このほか、教育問題、基地報道のあり方、県内の基地問題など多彩なテーマで憲法九条の現状を考える分科会が各会場で行われた。米兵犯罪の現地調査も盛り込まれ、参加者は「基地の街」の現実を体感していた。

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この記事へのコメント

nekopon [2010/10/10 09:19]  編集する
中国の軍拡から目を背け、尖閣諸島への侵略に目を背け、ただただ日本国内で「9条万歳9条万歳」とやっていればそれが「平和」であるかのようなこの種の運動には失笑を禁じ得ません。
この種の運動家が敵視してあげつらうのは常に自衛隊とアメリカ軍だけです。「優れた日本の平和憲法を世界に広げよう」などと謳う割には、中国へ「平和憲法」を広げるつもりは全くない人たちです。日米同盟を弱め、尖閣を、そして沖縄を中国の軍事的勢力下に置きたいというのが、日本の「9条教徒」の本音であると指摘されても仕方ありませんね。
コージータハラ [2010/10/11 01:34]  編集する
東京・渋谷などでは尖閣事件に対する中国の狂気に満ちた行動を批判し、民主党内閣の弱腰外交を非難するデモ行進が行われたという。

海外では大手マスコミがこぞってニュースとして報じたが、何と国内のマスコミはこれを黙殺した。
理由はナゾであるが、中国政府との契約により中国に批判的な報道が一切出来ないという噂がある。金持ちになった中国人が日本のマスコミを牛耳っているという噂など、とんでもない憶測も飛び交っている。

フジタ社員が拘束されたのは、明らかに不当逮捕であり、国際的にも許されない中国国家による犯罪である。これを非難する報道も一切見られない。困ったことに人権を守るはずの日本弁護士会も知らん顔だ。

日本にはやはり自由や民主主義の価値を尊び、正義と公正を貫こうとする報道機関は存在しないということなのか。中国の支配下にあり、口を閉ざす報道機関…信じがたいが、本当にそういうことなのだろうか。

その一方で、この記事のように、米軍基地問題については相も変わらず報道は熱心だ。また、半世紀以上前の幻想にとりつかれた反米社会主義運動も熱心に報道している。何故だろうか。
バランスを欠き、しかも自由や民主主義の価値を否定する報道機関には、失望を禁じえない。


(2010/10/11 01:36更新)

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