top page | ”朝鮮通信使”交流議員の会 | |
設立趣意 | ||
来年は、1607年に徳川家康によってはじめられた朝鮮通信使400周年に当たる。 朝鮮通信使は、朝鮮側に大きな被害・犠牲をもたらした文禄・慶長の役が1597年に終わってから、わずか、10年で日本と朝鮮半島の関係が修復されたことを示す誠に重要な歴史事跡である。国交回復と友好親善を示すための使節団として、1811年まで全12回にわたって、500人近い大行列で我が国を訪れた朝鮮通信使に対して、幕府は、全国の藩に命じ、対馬から江戸や日光までの道中の警護、宿駅での接待、交通路の整備などを行わせた。そして、日本の文人・学者は使節の一行との交歓によって新知識を得、書画を求める人々も多く、庶民も朝鮮通信使の行列や異国の文物に熱狂した。 現代においても、日韓の市民交流は、韓流ブームを機に促進されている。 日本と朝鮮半島とが相対立した歴史に目を奪われるのでなく、双方が、外交レベルだけでなく、市民や若者を中心に、さらに交流を深め、相互に理解し合って、信頼を築き、共同作業で、新たな文化を、未来へ向かって創り上げることが重要な課題である。 歴史的対立を友好親善に転換した朝鮮通信使の歴史について、注目し、その交流を再びよみがえらせようと、日本、韓国の各地で取り組みが始まっている。2002年には、ワールドカップ日韓共同開催をきっかけに、朝鮮通信使のリレーイベントが、韓国側2都市、日本側7都市で開催された。韓国では、本年4月に、国会議員による「朝鮮通信使ゆかりの地国会議員連盟」が設立され、日本側との交流を希望している。 来年の朝鮮通信使400周年に向け、日本においても、日韓議員連盟のもとで、朝鮮通信使が訪れた縁故地の議員が中心となった超党派の議員の会をつくり、韓国の議員連盟とも交流を深めて、日韓両国の幅広いレベルの友好・親善を促進していきたい。 平成18年9月26日 |
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”朝鮮通信使”交流議員の会設立発起人 代表 河村建夫 |
"朝鮮通信使"交流議員の会 役員名簿 |
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平成19年9月7日現在47名 |
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