国際ノルウェーテロ初公判、ネット掲載文に涙…職業は「作家です」落ち着いた表情一転2012.4.16 22:37

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ノルウェーテロ初公判、ネット掲載文に涙…職業は「作家です」落ち着いた表情一転

2012.4.16 22:37
16日、オスロの裁判所で開かれてた初公判で右手を挙げるアンネシュ・ブレイビク被告(ロイター)

16日、オスロの裁判所で開かれてた初公判で右手を挙げるアンネシュ・ブレイビク被告(ロイター)

 ノルウェーの首都オスロで16日開かれた連続テロのアンネシュ・ブレイビク被告(33)の初公判。入廷から落ち着いた態度を見せていた被告だったが、犯行前に自分がネットに掲載した移民排斥を主張する文書が法廷のモニターに映し出されると一転、目に涙をあふれさせた。

 初公判は午前9時に開廷し、被告は黒っぽいスーツにネクタイ姿で現れた。裁判官から職業を問われると「作家です」と即答。犠牲者一人一人の名前と死因が読み上げられるなど1時間以上に及ぶ起訴状朗読の際も弁護人の横のいすに腰掛け、表情を変えなかった。

 法廷内の数カ所に置かれたモニターに被告が制作したネット上の文書やイラストなどが約10分間、次々に映し出されたのは正午前ごろ。自分の主張をあらためて見て感極まったようで、唇を震わせながら画面を見続けていた。(共同)

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