ニュースランキング

'12/4/17

花火か?錦帯橋に焦げ跡7つ



 16日午前7時20分ごろ、岩国市錦見の国名勝の錦帯橋で、橋板の一部に焦げたような跡があるのを清掃中の職員が見つけ、市を通じて岩国署に届けた。岩国署は文化財保護法違反=名勝の毀損(きそん)=の疑いで捜査を始めた。

 岩国署によると、五連の橋のうち、東寄りの第二橋中央付近の橋板に長さ4〜6センチの焦げ跡が7カ所あった。近くには使用済み花火も6本落ちていた。

 錦帯橋は夕方以降は無人になるが、午後10時まで橋周辺をライトアップしており、15日も多くの花見客が訪れていた。花見客が花火で焦がした可能性が高いとみられる。

 市文化財保護課は職員4人が16日夕、たわしで焦げ跡を清掃する一方、近く文化庁に棄損届を提出する。同課錦帯橋世界遺産推進室の重岡章夫室長は「本当に残念だ」と話している。

【写真説明】花火で焦げたとみられる錦帯橋の橋板




MenuTopBackNextLast