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新体操の庄司が東女体大進学

 今夏の佐賀インターハイ新体操女子個人総合で31年ぶり3連覇を果たした、庄司七瀬(山形北高3年)が来春、東女体大に進学することが12日、分かった。日本開催(三重・伊勢市)となる09年9月の世界選手権出場を目指し、五輪選手を多数輩出してきた名門校への進学を決めた。全国高校選抜2連覇など高校世代ではトップを守ってきた逸材が、大学生として日本代表入りを狙う。

 身長152センチの小柄な体でタイトルを連取してきた庄司が、来春から東京で自らを磨くことになった。8月にインターハイ3連覇を達成後、09年世界選手権を目指すことを明言。「皆さんに感動していただけるような演技を見せたい」と決意を新たにしていた。

 庄司は熟慮の末、東女体大を受験。合格通知を受け取った。山形RGで庄司を指導してきた石田美恵コーチは「いろいろと考えた結果、新体操を続けることにしました。本人は『やり残したことがある』と言ってました」と初出場を目指す庄司の、世界選手権への強い意欲を明かした。

 庄司は先月の全日本選手権個人総合で9位。2年後の世界選手権には上位4~5人が代表権を獲得するとみられ庄司にも十分、チャンスがある。東女体大は山崎浩子や秋山エリカら歴代五輪選手を輩出。00年シドニー五輪の松永里絵子、04年アテネ五輪の村田由香里も同大学を卒業した。今年のインカレでは、団体58連覇を達成。日本トップ級の選手が集う環境が庄司の刺激になることは間違いない。

 高いジャンプや回転技、バランス技に柔軟性…。世界を目指し、高校王者の得意技に、さらに磨きがかかりそうだ。【柴田寛人】

[2007年12月13日10時37分 紙面から]

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