伊賀忍者:ワシントンで「忍術」披露 2千人が歓声
2012年04月16日
「日米桜寄贈100周年事業」で訪米している「伊賀忍者特殊軍団・阿修羅」が14日(日本時間15日)、首都ワシントンで忍術パフォーマンスを披露、大歓声を浴びた。ワシントン公演3日目を迎え「全米桜祭り」の屋外ステージに登場。計2回の公演に約2000人の観衆を集めたという。
同行している伊賀上野観光協会(伊賀市)の森本聡志・企画兼施設係長(32)が阿修羅の活躍をメールで伝えてきた。それによると、桜祭りは、ホワイトハウス近くのペンシルベニア通りで開催。屋外会場は観光客でごった返した。阿修羅のメンバーは武器を手に、激しい動きの殺陣を披露。司会の合図で、「MIE!」「IGA!」の掛け声が一斉に響き渡り、盛り上がったという。
体験コーナーも特設され、約3000人が手裏剣打にチャレンジ。森本係長は「あまりにも人が多く、写真撮影に苦労しました。大変な盛り上がりで、幅広い年代にPRできた」と成果を伝えてきた。
阿修羅はワシントン到着後、日本大使館を表敬訪問。13日夜(同14日)には、ホワイトハウス近くの国際スパイ博物館で2回公演。会場はいずれも観客170人で埋まり、一つ一つの実演に大歓声が上がったという。