中学2年だった女子生徒(当時13)を神戸市兵庫区福原町のソープランドで働かせるなどしたとして、兵庫県警が、経営者の神村力容疑者(44)=神戸市兵庫区、売春防止法違反罪で起訴=を児童福祉法違反(有害目的支配)の疑いで13日付で追送検していたことがわかった。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、神村容疑者は昨年5月ごろ、女子生徒をソープランドで雇い、勤務中の外出を禁じるなどした疑いがある。神村容疑者は「成人だと思って雇った」と供述。女子生徒は知人女性(当時21)の運転免許証を使って店側に身分を偽ったといい、「遊ぶ金がほしかった」と話しているという。
県警は16日、神村容疑者の店に女子生徒を紹介したとして、兵庫県在住の飲食店経営の男(31)ら3人を職業安定法違反(有害業務紹介)の疑いで書類送検した。