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最終更新:2012年4月16日(月) 21時48分

浜岡原発「津波21mでも安全確保」

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 静岡県にある浜岡原子力発電所の安全性をめぐり、中部電力は16日、「最大21メートルの津波がきても現在の対策で安全性は確保できる」と原子力安全・保安院に報告しました。

 中部電力の浜岡原子力発電所をめぐっては、現在、高さ18メートルの防潮壁を建設するなど津波対策が進められています。しかし、内閣府は先月、南海トラフ沿いの巨大地震で、浜岡原発への津波想定をこれまでより高い最大21メートルに修正。保安院が中電に安全性の再確認を指示していました。

 これに対し中電は16日、「21メートルの津波でも、移動式のポンプなどで原子炉の冷却機能を維持でき、安全性は確保できる」と保安院に報告しました。ただし、この報告は原子炉が停止されている現在の状態が前提で、フル稼働時の安全性は今後、検討するということです。(16日20:54)

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