『まるで浮草のように』

色気が全く無い日々でしたが、ちょっとだけ楽しい事がありました。


成り行きでお引き受けしてしまっている委員の、春の懇親会がありました。
一次会は、いつもそれなりのホテルで、コンパよろしく席順はくじ引きで決まります。

年に数回ある懇親会で、なぜか偶然にも数回お隣の席になった男性の委員の方。
お仕事が小崎さんと同業と言うことで、何気にちょっと一目置かせていただいているのですが、趣味などまで彼に良く似てて、何だか不思議な感覚でいつもお話してました。

今回は、残念ながら席もテーブルも離れていて、全然お話できなかったんですが。
なぜか一次会散会後、帰るつもりで駅に向かって歩いていたら、その方と二人になりました。

その方は、飲み足りないので 馴染みのお店に行こうとしてらして、「もし良ければ、もう一軒行きませんか？」と誘ってくださいました。

実は、電車の時間までまだ随分あったワタシ（田舎なのでね、滅多に電車が来ません）
じゃ、ちょっとだけ…みたいな事になりました。

もちろんお互いに、何かがあっては絶対にならない立場ですから、逆に安心感もあります。


結局、ワタシは次の電車に乗れなくなるくらい、話が盛り上がりました。

バツイチ君と同じく、なぜか非常に馬が合う人で。
その方曰わく「こんなに昔の話や、自分の趣味の話を誰かにしたのは初めて」だそうで、それはワタシも同じだったので、本当に本当に楽しい時間を過ごせました。


特に、バツイチ君と盛り上がった“絶対に行きたい場所”が、この方とも見事に一致で、ちょっと感動ものです。


聞けば歳も小崎さんと一緒。

ルックスは、彼より更にイケてるかもなぁ(笑)

何にせよ、もうこんな機会もないと思いますが。
とても楽しい夜でした。


そんな些細な事を、糧にして、また頑張ります。