From Mild To Wild

アルミ・ハウジング

ロータリーの進化は遅い、とよく言われます

例えば、エンジンの材質

ずっと変わらず、アルミのローターハウジング&スチールのサイドハウジングとローター、シャフト

これ、膨張率を考えてもアルミとスチールの混成ってよくないんじゃ・・・
と、シロウトの僕は考えます

FCとFDはハンドリングを重視した車種ですし、エンジンは軽いにこしたことはないでしょう


そこで調べてみると、海外にはいっぱいありました

アルミパーツの数々!


その中で今日はハウジングのオールアルミ化について探ってみます

まずはすぐに出てきたのがレーシングビート製の3つのアルミハウジング
ロータリー乗りの方なら良く知っているパーツなんじゃないでしょうか
いやらしいほどのギラギラ

 RBalloy1.jpg

材質はA356アルミ

プラズマ溶射を施されており、純正よりもはるかに高い耐磨耗性があります

 RBalloy2.jpg

気になる重量の比較

フロント・ハウジング 純正11.2キロ → アルミ4.7キロ

インターミディエート・ハウジング  純正11.8キロ → アルミ4.7キロ

リア・ハウジング 純正11.7キロ → アルミ5.9キロ

トータル 純正34.7キロ → アルミ15.3キロ

19.4キロの減量!

約20キロを減らすためのコストは・・・40万円超

効果はあるに違いないですが、コストパフォーマンス的にはナシですね
放熱性とか振動の吸収とか、優れた点は多いと思いますけど



さて、他には

ドラッグ王国の一角、ニュージーランドからカッコいい画像が次々に出てきましたよ

2ローター、ペリターボ

 2rotoralloya.jpg

すごいフューエルデリバリーですね
このチューナーはペリでは全部こういうインジェクターの設置をするようです

 2rotoralloyb.jpg

巨大なシングルスロットル、低い位置に移動されたオルタネーター
今度はローターハウジングがビカビカ(笑)

 2rotoralloyc.jpg

3ローター、ドライサンプ
見える部分はもう全部アルミになっています

 3rotoralloy.jpg

出た〜〜!!
オールアルミの4ローター!


 4rotor2012a.jpg

こんなのが目の前にあったらもう大興奮です
もしかして・・・アルミローターだったりして

 4rotor2012b.jpg

テストでは既に650馬力を記録しているそうです
700馬力だったマツダのルマン優勝車に追いついてきましたね
787Bは今年のルマンでデモ走行する様子)

来年の早い時期にこのオールアルミ4ローターはデビューの予定
エキセントリックシャフトはもちろん新開発
全長は3ローターの11センチ増しで、重量は逆に7キロ軽くなります

このチューナーの日本ディーラーはKnightSportsさん
発表の時は雑誌にきっと特集とかあるでしょう

現物の音が早く聞きたいです

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

BMD Z、3ローター

三重のCommonSnapperさん製作のS30Z
3ローターはターボでもいい音ですね

(画面右下のYouTubeロゴをクリックすると別画面で開きます)

  

BMIレーシング、4ローターRX-8

有名な車両です
このレブのかかり方が前から気になってますがどなたかわかります?

  



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  1. 2011/05/26(木) 08:00:28|
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