河北新報のニュースサイト・コルネット

国内原発２０日から５０基に減少　東電、事故４基を廃止へ

　東京電力は１６日、東日本大震災で事故を起こした福島第１原発１〜４号機を電気事業法に基づき１９日付で廃止すると発表した。東電が３月末、経済産業省に廃止を届け出ていた。国内の原発は２０日午前０時に、現在の５４基から５０基に減る。
　震災後、原発の新規建設は凍結されており、国内原発は今後、老朽原発の廃止などでさらに減少する可能性が高い。
　地元の福島県は「原子力に依存しない社会を目指す」との基本理念を打ち出し、停止している福島第１原発５、６号機と福島第２原発１〜４号機についても廃炉とするよう求めているが、東電側は「第１原発１〜４号機以外の扱いは未定」としている。

2012年04月16日月曜日

△先頭に戻る