ニュースランキング

'12/4/16

雲が虹色…「水平環」パチリ



 虹色の光の帯が水平に見える「水平環」と呼ばれる珍しい現象が15日、広島県南部の上空で確認された。竹原市福田町のトラック運転手平川修さん(37)が携帯電話のカメラで撮影した。

 広島市江波山気象館(広島市中区)によると、水平環は薄雲に含まれる氷の粒が太陽光に反射して現れる。雨粒に光が反射する虹とは異なり、太陽と同じ方向に出現するのが特徴という。

 この日は広島市や廿日市市など広範囲で確認されたとみられる。平川さんは午前11時半ごろ、竹原市の自宅近くで撮影。「雲が虹色に光って不思議な光景だった」と振り返っていた。

【写真説明】竹原市上空に現れた水平環=15日午前11時30分ごろ(竹原市の平川修さん撮影)




MenuTopBackNextLast