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海保ヘリから金属製ピン落下か
4月16日 14時44分

新潟市の第9管区海上保安本部新潟航空基地に所属するヘリコプターから、重さ3グラムの金属製のピンがなくなっていることが分かり、海上保安本部は飛行中に落下したとみて調べています。

16日午前5時半ごろ、第9管区海上保安本部新潟航空基地に所属するヘリコプター「らいちょう1号」が新潟空港に着陸したところ、機体の外に付いていた部品がなくなっているのに整備士が気付きました。
海上保安本部によりますと、なくなったのは直径4.8ミリ、長さ15ミリ、重さおよそ3グラムの金属製のピンで、サーチライトの動きを調節するために取り付けてあったものだということです。
ヘリコプターは15日午後11時40分に新潟空港を離陸し、石川県の能登空港で燃料を補給しました。
そして珠洲市や能登町などの上空を飛行して、能登半島の沖合で起きた海難事故の行方不明者の捜索を行ったあと、新潟空港に戻ったということです。
海上保安本部は、捜索現場や新潟空港に向かう途中などの飛行中に落下したとみて調べていますが、これまでのところ、けが人など被害の情報は入っていないということです。
ヘリコプターは先月配備されたばかりの新型の機体で、能登空港を離陸する前の点検では異常はなかったということです。
海上保安本部は落下した詳しい原因を調べています。

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