発受電電力量減少率、過去最大に 11年度、原発稼働率も最低電気事業連合会が16日発表した2011年度の電力10社合計の発受電電力量(速報)は前年度比5・1%減の9372億キロワット時となり、過去最大の減少率となった。 東日本大震災で東京電力や東北電力管内の発電設備が損傷したり、原発の相次ぐ停止に伴って企業や家庭が節電に取り組んだことが影響した。 電事連が同時に発表した11年度の国内商業用原発54基の設備利用率(稼働率)は23・7%で、日本原子力発電の東海原発が日本で初めて営業運転を開始した1966年以降、最低となった。 【共同通信】
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