柏原って使えるの山だけなのに、どうして平地の駅伝にメンバー入りさせるのでしょ...

the_third_jogankiさん

確かに4年時の出雲はちょっと微妙な結果でしたね。出雲1区自体は1，2年時に日本人トップになったこともあるのですが、距離的に柏原選手向きではない（もっと長い方がいい）ことや4年時の出雲はまだ駅伝の勘（といっていいのか…？）のようなものが戻りきってなかったことからああいった結果になったのだと思います。

で、どうしてあの場で柏原選手を使ったのかと言えば、それでもあの時1区向きで実際に1区に使えるのが柏原選手しかいなかったからと考えられます。
2011年度の東洋だと1区向きといえるのは宇野選手、設楽啓太選手辺りにスピードや積極性で柏原選手、という感じだったのですが、故障明けなどで宇野選手はエントリー漏れ、啓太選手はアンカーに回りました。川上選手は適性的にも2区で使いたい、悠太選手や市川選手だとラストが不安、田中選手はそもそも1区向きじゃないということで、あの段階で使える「（一応）1区向き」が柏原選手だけだったんですね。本来の適性を考えれば1区啓太選手、アンカー柏原選手の方が良かったのではないかと…

ただ「山しか使えない」わけではありません。3，4年時のトラックシーズンが不調の中だったので自己ベスト2年時のものですが1万ｍは28分20秒99、5千ｍは13分48秒54とめちゃくちゃ速いわけではないですが決して遅いわけではないタイムを持っています。1万ｍではユニバーシアードの代表に選ばれたこともありますね。
4年時で言えば全日本大学駅伝の8区で区間賞を獲得しています。20度前後と高めの気温の中で57分48秒という好記録での区間賞獲得でした。

1年時の箱根が終わった後の京都シティハーフマラソンでも優勝（1時間3分16秒。大学の4年間ではこの1度しかハーフマラソンを走っておらずこのタイムがそのまま自己ベストになってます）してますし、決して山だけの選手というわけではないかと思います。
まあどちらかというとロード向きですよね。最低10キロ以上の長い距離の方が向いてる感じもしますし、トラックは中々難しいかもしれません。実業団ではスピード練習の一環として1万ｍに取り組むようですが、それも大事にしつつ早いうちからマラソンに移行してほしいなと思います。とりあえずハーフマラソンの自己ベスト早く更新してほしいです。

hayakingkamehamehaさん

まぁ、確かに去年の出雲は足を引っ張りましたよね^^
ただ、それでもあの当時の東洋大学では、5000の持ちタイムは３番目、１万の持ちタイムは１番と東洋では速いランナーでした。（他校のエースよりは大分遅いですが）

それでも１年の全日本２区で区間賞、４年の８区で区間賞を取っているんで平地が全く駄目ではないと思います。

ただ、社会人でも５０００、１万では今後活躍することはは厳しいでしょうね。