東京電力は15日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計1個が、正常な温度を計測できなくなったと発表した。
容器の同じ高さには、3個の温度計が取り付けられているが、うち1個は2月に急激な温度上昇を示してすでに故障と判断されており、この高さを計測する正常な温度計は1個となった。
東電は「残る1個で底部の温度は監視できている。(容器底部が100度以下とする)冷温停止状態が維持されているかは、ほかの位置の温度計も含め、総合的に判断する」としている。
東電によると、14日午後9時ごろ、底部の温度計の一つが瞬間的に6度上昇し約60度となった。計器の電気抵抗を調べたところ、抵抗値が大きく増しており、異常と判断。今後、この温度計の数値は参考扱いとする。
2号機圧力容器は全体を36個の温度計で監視しているが、うち10個が故障、8個が参考扱いとなり正常なものは18個となった。〔共同〕
東京電力、福島第1原子力発電所、温度計
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