東日本大震災の後、200億円近くの義援金を寄せた台湾の人々に感謝の気持ちを示すとして、台湾南部・台南市の八田与一記念公園で桜の苗200本を植える式典が14日にあった。日本から森喜朗元首相が出席、台湾在住者を含め日本人470人が訪れ、台湾側の参加者とともに河津桜の苗木に土を盛った。
会場となった公園は、土木技師の八田与一(1886〜1942)が日本植民地期に烏山頭ダムの建設を指揮し、台南周辺を豊かな農業地帯に変えたことをたたえ、昨年開設された。ダム建設時に八田一家が住んでいた宿舎などが復元され、地元では新たな観光名所にしようと宣伝に努めている。(台南=村上太輝夫)