gyoのSF界、生存競争
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この続きは、自由経済です。

太陽や水、空気、土から必要な養分やエネルギーを採り、草や木が育つ。 草や木を食べる微生物や昆虫、動物たちがいる。 海にも生物たちがいる。

人間が地球に誕生した。 人間たちは、様々な生物たちと同等の立場で生存していた。 人間が増えたら、病気がはやり人間は半減した。

人間は手を使い、道具や武器を作り始めた。 そして人間以外の動物たちを武器で狩り始め、 地球生命の頂点に立った。

ついに人間たちは火を手に入れた。 調理で加熱することで、寄生虫の害が減少し、寿命が延びた。 加熱調理の知恵は、人類に不衛生な場所でも生活を可能にした。

このころ、人類は種の絶滅を意識しないで生きていた。 まず、動きの遅い動物を取りつくした。 樹木を切り倒し、小動物の生存場所を消滅させ、滅亡させた。 沼地を排水し、乾燥を促進し、水生生物を滅亡させた。 こうして人類は、まず他の生物との生存競争に勝利した。

人間の脳は優れており、経験を蓄積し様々な技術を発展させた。 このおかげで、人類は地上に異常繁殖した。 平和なときに人類は大いにsexを楽しみ異常繁殖をした。 異常繁殖の弊害は、数世代後に表れた。 まず食糧不足の解消のため森林を農地化したが、 森林減少が天候の不安定を招いた。 このため食糧不足の発生が多くなった。

そして人類の敵は人類であることが明らかになった。 自分の生存基盤を守るために、人類はお互いに殺し合いを始めた。 戦争によって、増えすぎた人類を減少させた。 リストラによって生活基盤を奪った。

悲惨な経験をしてから、やっと世界中の指導者は動き始めた。

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