gyoのSF界、三平方の定理
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 ______
,/1−v2/c2

この式について説明しましょう。この式は三平方の定理から導き出されます。そして正確には

    ______
t1/t2=,/1−v2/c2

と言う形で表されます。このt1/t2=の部分を意図的にアインシュタインが書かなかったため、今までだれもアインシュタインの嘘を見抜けなかったのです。 月刊誌Newton2002年4月号の本では天井から床の間を光が何往復もしている図と、それぞれの時計の進み方が描かれています。

静止状態(速度v1=0)
   天井で鏡面反射 光が2往復するのに掛かる時間
光源☆−−−      ___
  |↑↓↑     /   \
  ||||    |     |
  ||||    |  ・  |
  ↓↑↓↑    |  ↓  |時計
 床____     \___/
   床で鏡面反射    t1秒
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
移動状態(速度v2≠0)    光が2往復するのに掛かる時間
   天井で鏡面反射            ___
光源☆−−−−−−−−−−−−−−−−  /   \
   \      ↑↓      ↑ |     |
    \    /  \    /  |  ・→ |
     \  /    \  /   |     |時計
      ↓↑      ↓↑     \___/
 床_________________    t2秒   
   床で鏡面反射

ここに次の説明がなされています。
t1秒>t2
静止状態の時計は、移動状態の時計よりも早く進みます。

この表現は、2つの時計の進む速度を比較していることを示しています。
比較するときは、必ずどちらかが基準になります。しかしアインシュタインは基準は存在しないと言う表現をします。これは、比較するときの基準が存在しないと行っていることになります。つまり比較するときの原則である基準を否定しています。これでは、静止状態の時計は、移動状態の時計よりも早く進みます。と言う表現は、できません。再度言います。ここでアインシュタインは比較の原則を無視しているのです。比較の原則を無視したら、時間や空間さえも変化する4次元以上の非現実的な世界を、頭の中に創造しなければならないのです。そしてアインシュタインは非現実的な、4次元以上の世界から絶対に抜け出せない教え子を作り出しているのです。

では、これを基準が存在するgyoのSF界の場合で、まず説明しましょう。

説明を簡単にするため、光源の光は、天井から床に着くまでで考えます。

静止状態(速度v1=0)
光源☆天井
  |      L=天井から床までの距離
  |      c=光の速さ=30万km毎秒
  |      t1=静止状態で光が天井から床まで届くのに掛かる時間
  |L=c×t1
  |
  ↓
 床_
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
移動状態(速度0<v2<c)
光源☆天井
   \          v2=移動速度
    \         t2=移動状態で光が天井から床に届くのに掛かる時間
     \        c=光の速さ=30万km毎秒
      \c×t2=光が進んだ距離
       \
        ↓
 床_______
  |←−−−→|
    v2×t2=移動した距離
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gyoのSF界では光速不変は成り立ちません。
ですから、光の速さは、静止状態と、移動状態では、異なる値にならなければなりません。
しかし、ここでは説明を簡単にするため、あえて同じであるとしておきます。
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上の2つの図を組み合わせると、下のような直角三角形ができます。
光源☆天井
  |\
  | \
  |  \
  |L  \c×t2
  |=c×t1\
  ↓     ↓
 床_______
  |←−−−→|
    v2×t2=移動した距離

この直角三角形に三平方の定理を当てはめます。

(c×t2)2−(v2×t2)2=(c×t1)2

この式を解くと次のような式になります。
     _______
t1/t2=,/(c2−v22)/c2

月刊誌Newton2002年4月号の説明図のように数往復する場合も、
三平方の定理を当てはめればいいだけです。

上の式から t1<t2 になることは、納得いただけるでしょう。

なぜなら、
移動速度が光速より遅い場合は
0<v2<c      なので
(c2−v22)<c2     となるから
     _______
0 < ,/(c2−v22)/c2 < 1 なので
     _______
t1/t2=,/(c2−v22)/c2     だから
0 < t1/t2 < 1      になり
t1<t2           になる。

t1<t2 ということは、天井から床まで光が届くのに掛かる時間は、静止状態t1の方が、移動状態t2よりも短い時間で到着することを示します。これが3.5次元であるgyoのSF界の考えです。

これに対して、アインシュタインの世界では、光速不変を唱えています。光速不変とは、同じ光が、静止状態で光が天井から床に到着する時間と、移動状態で光が天井から床に到着する時間と同じである、という奇妙な状況のことです。つまり、時間が伸縮してt1=t2という状態になることです。これを分かりやすく説明します。

静止状態においてt1秒ではまだ光が床面に届かず、t2秒になって静止状態の時に床に光が届くのです。t1<t2ですから、静止状態の時間は、移動状態の時間よりも速く進むことを表しています。これが、アインシュタインの言う、移動状態では、静止状態よりも時間がゆっくり進むという状況を作り出すのです。

この様にt1とt2を比較して、時間が過ぎる速さを求めています。しかし、矛盾を追及されることを恐れるあまりt1とt2を式から消し去ったのです。このため物理学は4次元以上の世界に迷い込んで、未だに抜け出せないのです。

矛盾とは光速不変に関する矛盾のことで、
図解雑学、時空図で理解する相対性理論、和田純夫著、ナツメ社
にも紹介されています。この矛盾は3章 相対性理論のパズルに紹介されています。またパラドックスの解決の説明も書かれていますが、常識では分からないことだらけです。これを理解するのは、4次元以上の世界を理解できる頭脳を持たなければなりません。この本を読んであなたも是非4次元以上の世界へ旅立ってください。私は4次元以上の世界は存在しないと信じているので、3.5次元の世界にとどまって考えることにします。

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