gyoのSF界、光と同じ速さで追いかけたら
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Newton2002年4月号の「相対論」への反論

光を同じ速さで追いかけたら(P28)
この問題は発光物体が光速で移動しており、これを光の速さで追いかけていると考えて話を進めます。

      ☆0        ☆0→☆1→☆2→☆3の順に、光源は
ーーーーーーーーーーーーーーー 光速度で左から右方向へ移動します。
     000
    0   0       ☆0の時点で放たれた光は、時間の経過
    0 0 ☆1      と共に、0の位置を中心とした円の半径
    0   0       を、光速度で大きくしていきます。
     000        これが、0の位置の光が広がる様子を示
ーーーーーーーーーーーーーーー します。
    00000
   0     0      ☆1や☆2などの位置の光も、時間の経
  0    1110     過と共に、同様に広がっていきます。
  0   1   1
  0   0 1 ☆2
  0   1   1
  0    1110
   0     0
    00000
ーーーーーーーーーーーーーーー 
    00000
   0     0
  0   11111
 0   1     1
0   1    2221
0   1   2   2
0   1 0 1 2 ☆3
0   1   2   2
0   1    2221
 0   1     1
  0   11111
   0     0
    00000
A       B        C
観測者     観測者      観測者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
観測者A、B、Cの3人は、☆3に対して図のような位置にいます。
またこの3人は☆3と同じ方向に、同じ光速で移動しています。

今、光源は☆3の位置にあります。
観測者Aには、光源からの光の球面波を受ける角度からすると、中心0の位置に光源があるように見えます。
観測者Bにとっても同様に中心0の位置に光源があるように見えます。
観測者Cには、光は届かないため、光源の存在を知ることはできません。

これは、何年か前にNewtonが、光速度近くの速度で移動するとき、物はどの様に見えるか、の特集に使われた考えです。でもアインシュタインは、この考えを思いつかなかった。

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