ストーリー:橋下現象という大渦(その1) 源流は司法修習時代

毎日新聞 2012年04月15日 大阪朝刊

 「橋下の大きなエネルギーは確かに危なっかしい。だが、閉塞(へいそく)感に覆われた今の時代には必要な存在かもしれない」。市長応接室の窓からは明石海峡大橋がよく見える。その向こうは大阪湾だ。その泉市長がこんな構想を話し出した。

 「まだ検討段階だが、橋下が公約する大阪都が実現したら、ここ明石市は飛び地として大阪都に参加したい。その場合、兵庫県からは抜けさせてもらう」

 理由を聞くと、明石市を政令指定都市に準じる権限を持つ中核市にしたいのだという。

 「ここ10年、明石の人口は29万人台前半で推移し、中核市格上げの条件である30万人にあと一歩届いてこなかった。ならば、大阪都の飛び地になって中核市並みの独立した権限を移譲してもらおうという発想だ」

 大阪都自体も日本地図を書き換える壮大な構想だ。明石市が飛び地として参加するには法改正も必要になる。疑問を口にすると、「法律は政治で変えればいい」と即答した。

 具体策はあるのか。「私や橋下も含めて弁護士資格を持つ地方自治体の首長は全国に13人。今後さらなる連携を模索していきたい」。まずは、来月11日に「近畿弁護士市長懇話会」(仮称)の初会合を開く予定だ。

最新写真特集

毎日新聞社のご案内

まいまいクラブ

毎日RT

毎日ウィークリー

Tポイントサービス

毎日jp×Firefox

毎日新聞の
ソーシャルアカウント

毎日新聞を海外で読む

毎日新聞のCM

毎日新聞Androidアプリ