Newton2002年7月号9ページに光速を越える光という小さな記事が転載されています。
光速を越える光
強い重力場では光速を越える現象が理論的には起こり得るという報告がなされた。
アインシュタインの相対論によると、あらゆる物体は秒速30万kmという光の速度を超えることはできず、また時間は過去から未来にしか進むことができない。しかし、もし光速を越えられるならばタイムマシンを作ることも可能かもしれない。
イギリス、ウェールズスワン大学のショーア博士は、強い重力場のもとでは、理論的には光が光速を越えて伝搬することもあり得ると言う説を発表した。博士によると、相対論的な量子力学では、強い重力場の近くを通過する光はその偏光状態を変えるという。そしてこの事が、光速を越えて光が伝搬したり、時間を逆にたどったりできる効果を生むという。
かつて、光が強い重力場の影響で曲げられるという現象が、アインシュタインの一般論の有名な検証実験となった。博士は、同様な実験を行って光の偏光状態を精密に測定することができれば、この効果が検証できるかもしれない、と述べている。
以上が記事の内容です。この記事には、理解できないことがあります。
光速度を越えた宇宙船に乗ると、過去に戻ることができる、と考えている学者が、今でもいるのには、あきれてしまいました。この、光速を越えると過去に戻れるという考えは常識を外れていると、ご注意申し上げます。
光源からは、常に、一定の光速度で光は放出されます。 また光源の時刻は未来へと進んでいきます。(時刻0→1→2→3) 決して、過去に戻る(時刻3→2→1→0)ことはありません。 下図の数字の円は同時刻に光源を出発した光の波です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 時刻0 ☆ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 時刻1 000 0 0 0 0 0 0 0 ☆ 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 時刻2 0 111 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 ☆ 1 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 時刻3 0 1 222 1 0 0 1 2 2 1 0 0 1 2 2 1 0 0 1 2 2 1 0 0 1 2 ☆ 2 1 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 超光速で飛行する物体は、光源物体(☆)の過去の光を捕らえることはできます。 しかし、超光速で飛行する物体は、光ではなく、 過去の光源物体そのものを捕らえることはできません。 超光速で飛行しても、お互いに同時刻の光源物体に遭遇するだけです。 つまり、光源の過去の光波を捕らえることはできますが、 過ぎ去った昔の光源物体そのものには出会えはしないのです。 下図の○は超光速の飛行物体です。 ○は過去の光源物体(☆)には出会えないのです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○時刻0 ☆時刻0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 000 0 0 0 0 ○時刻1 0 0 ☆時刻10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0 111 0 超光速飛行物体は、同時刻の 0 1 1 0 光源物体そのものを捕らえます。 0 1 1 0 0 1 ○時刻21 0 0 1 ☆時刻21 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0 1 222 1 0 0 1 2 2 1 0 0 1 2 2 1 0 0 1 2 2 ○時刻3 0 0 1 2 ☆時刻32 1 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 超光速飛行物体は過去の光 1 2 333 2 1 (時刻1)を捕らえること 1 2 3 3 2 1 はできますが、過去の物体 1 2 3 3 2 1 (時刻1)は捕らえられない。 1 2 3 3 2 ○時刻4 1 2 3 ☆時刻43 2 1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この様に考えてくると、観測者が超光速で移動しても、しなくても、光源物体の過去の光、または現在の光に遭遇するだけです。決して現在よりも過去の、光ではない光源物体そのもの、に遭遇するわけではありません。まして、観測者が現在のままで、未来の光源物体そのものに遭遇することは、考えることさえできないのです。これは、超光速で移動しても、タイムマシンを作ることはできないことを示しています。未来や過去の光ではなく、未来や過去の物体そのものに出会うことは絶対にできないのです。
もっとも、タイムマシンを考えている人は、光と物体を同じ物と考えているので、ここに書いたgyoの考えは全く理解できないのです。
そもそも、タイムマシンの話の根拠は、アインシュタインの相対論の中にある式から発生した考えです。アインシュタインは、アインシュタイン自身が作ったこの式を厳密に検討したわけではありません。アインシュタインが、下の式を厳密に検討していたら、きっと相対論を世に送り出すことは、はずかしくてできなかったでしょう。
________ ,/1−(v/c)2
この式は、直角三角形にのみ適応される、三平方の定理そのものなのです。このため、直角三角形以外の三角形には適応できないのです。
速度vで移動中の |静止した惑星から | 左の2つを組み合 宇宙船内で天井の |速度vで移動中の | わせ直角三角形を 光源から床に光が |宇宙船内の光を見 | つくり三平方の定 届くのを見ている |ている | 理を当てはめる | | tは時間 天井 | 天井 | cは光速度 ☆ | ☆ | ☆ vは宇宙船の速度 | | \ | |\ | | \c×t2 | | \ ↓c×t1 |v×t2\ | ↓ \ | −−−→ | −−−→ 床 | 床 | −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (c×t1)^2 = (c×t2)^2 −(v×t2)^2 この式を変形します ________ ,/1−(v/c)2 = t1/t2
この様な考えで、アインシュタインの大切な式ができました。この事は、アインシュタインはこの考えでこの式を作ったと言って良いことになります。
この式から、高速飛行する宇宙船内の時は、静止している惑星よりも、ゆっくり流れることが導かれました。
v<cでなけらばならないから ________ 0<,/1−(v/c)2 <1 なので 0<t1/t2<1 となり t1<t2 つまり速度vで移動している宇宙船の時間t1の方が、 静止している惑星の時間t2よりもゆっくり流れるのです。
しかし、図をよく見ると、アインシュタインの嘘が明らかになってきます。光源からの光は、同じ光の球面波ですが、光源からの進行方向が異なります。これは異なった光を考えていることになります。ですから、床への到着時間は異なります。しかしアインシュタインはこの2つの光を同じものとして考えています。同じものと考えているのが、アインシュタインの嘘なのです。
*** * * * * * * * ☆ * * |\ * * | \* * | *\ ***
この様に、はっきりと嘘を見破っても、アインシュタインの信者は、目が覚めないのです。彼らはまず、この図を否定します。アインシュタインの式を求める図は描けないのだ、と言うのです。そして、この図からアインシュタインの式が出てきたことは、無視するのです。
アインシュタインは根号の中の数が負の数になって、虚数になることはありえないからv<cでなければならないと言っています。でもv>cの状態を考えることはできます。v>cは宇宙船が光速度を越えて移動している状態です。この場合、どんなに時間が過ぎても、光は床に届きません。この様な説明ができるのに、なぜアインシュタインはどんな物体も光速度を越えて移動できないと言い切っているのだろうか。gyoにはわからない。また、このような、アインシュタインの思いこみが、信者を盲目にしてしまったのでしょう。
イギリス、ウェールズスワン大学のショーア博士は、強い重力場のもとでは、理論的には光が光速を越えて伝搬することもあり得ると言う説を発表した。博士によると、相対論的な量子力学では、強い重力場の近くを通過する光はその偏光状態を変えるという。
地球からは恒星の重力を測定できないのに、強い重力場が存在するなどと言えるはずがない。遠い星の重力を測定するには、質量がわかっている物質がその星に落下する加速度を観測しなければならない。この様な技術を人類はまだ手に入れていない。今はまだ、人類は星の色や大きさから、重力を予想している段階なのに、さも重力が測定できるかのように言っているのは、不思議でならない。重力波は、観測もできていないのに、あたかも観測できるように言っている学者もいるが、これも不思議でならない。せいぜい太陽の重力を地球の引力から想定するくらいが、人類の限界です。アインシュタインの信者は幻想に幻想を重ねることが好きな人たちが揃ったものです。
光の偏光状態を精密に観測すれば、超光速で光が進むことが確認できると、本当に信じているのですね。偏光は元の色の違いでも起きることを考慮していないのですね。どの星も同じ色であると信じている学者が、私はうらやましい。
かつて、光が強い重力場の影響で曲げられるという現象が、アインシュタインの一般論の有名な検証実験となった。博士は、同様な実験を行って光の偏光状態を精密に測定することができれば、この効果が検証できるかもしれない、と述べている。
強い重力が光を曲げるという考えには、gyoは賛成できません。地球上で一番軽い気体は水素です。これは地球という、太陽と比べると非常に重力の小さい惑星上でのことです。これをそのまま地球よりもはるかに強い重力を持つ太陽でも、水素が一番軽い気体であり、その上層部には何も存在しないと考えていることに疑問があります。gyoは太陽のように強い重力場では、水素などの分子にならない、濃いエーテルの層が、強い重力に引きつけられる形で存在していると考えています。この濃いエーテルの層が太陽を、地球の空気のように取り巻き、太陽の向こう側の恒星の光を屈折させたと考えています。
もちろんgyoは、時々出てくる重力レンズで球形に写った写真と言う解説も信じていません。恒星や銀河の中心にエネルギーが異常に蓄積され、これが一気に爆発すれば、あの数本の円弧状の跡は形成されると考えています。
Newtonの編集者には、毎回gyoに話題を提供していただき、非常に感謝しています。
お楽しみいただけましたか。
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