2011年08月14日
■社会におけるファックス番号公開の意味。電話リレーサービスの実現に。
震災後、東電が計画停電の問い合わせ先が電話番号だけだったことに対し、全難聴はファックス番号の公開を要求して実現させたことがあった。
問い合わせ電話番号にファックス番号が入るというのは画期的だ。
聴覚障害者は理解頂けると思うが、聴覚障害者は電話番号を見て拒絶反応というか、自分が社会から阻害されていると感じる。
役所の広報であろうがスーパーのちらしだろうが病院の看板だろうが電話番号しかなければ自分はこれは関係ない、関わることのできないよその世界のものと感じている。単なる電話が出来ないという不便さを越えたものだ。
聞こえる人にとって、電話番号が書いてあれば何時でも問い合わせできる、情報が得られる、自分にメリットがあるかないかを確認が出来るという気持ちがあるだろう。
電話番号を公開する側にすると、世界中の誰からも電話を受けることが出来る、電話があるかも知れないという意識を持つのではないか。
しかも、電話は匿名性があるので電話を切れば関係が終わるという特性がある。
障害を持たない人間は誰でも出来、豊かな情報を持つ音声コミュニケーションが出来るのだ。だからラブコールからビジネスにも利用されている。
人工内耳で電話ができるようになってから、それでも聞こえるかどうか心配でハラハラしながら電話するが、どんな相手か分からない、どこにいるか分からないけれども電話すれば連絡が取れる。ユニバーサルな世界と感じる。
しかも双方向でリアルタイムで進むことがメールやファックスと決定的に違う。
ファックス番号の公開から電話リレーサービスの実現を図らねばならない。
ラビット 記
■久しぶりに自炊。太麺焼きそばだい。
お昼に、太麺焼きそばを作った。肉がなかったのでハムをぶつ切りに。ピーマンも色が変わっていたがそのままざく切り。キャベツも芯を除いてザクザクと。野菜を炒めて、ちょっとレンジであっためた麺を入れて炒める。上がりしなにもやしを入れてさっと炒めてソースを入れて出来上がり。
ラビット 記
■人工内耳の適応基準の理解
人工内耳適応基準はデシベルよりはパーセントだ。パーセントというのは弁別割合のこと。
日本耳鼻咽喉科学会は成人の人工内耳基準を「原則として両耳90dB以上、補聴器の効果の少ないもの」と定めている。この補聴器を装用しても効果が少ないというのは補聴器で音や声が聞こえるかではなく、相手の言うことが言葉として理解できないことを指している。
この聞いても言葉として認識できないというのは蝸牛の中のコルチ管にあるリンパ液の中を泳いでいる有毛細胞の数が減少して伝播された音のエネルギー、空気の振動エネルギーが聴神経に伝わる電気エネルギーに変換されず、脳に届かないか、ゆがんだ情報として伝わるために理解できないということだ。
この場合、補聴器で音信号をいかに電子的に処理してもそれが空気の振動エネルギーで伝えるところに補聴器の限界がある。
難聴の場合聴力レベルよりは弁別がどのくらいかの意味が多い。
欧米で人工内耳の適応基準が70dBまで下がっていると聞いたがその数字よりは弁別機能がどのくらいなのかが基準にあるはずだ。
ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人工内耳手術について今度、東大附属病院にて人工内耳手術の適否を受けます。 紹介してくださった病院の医師は私の聴力で手術する人は少なからずいるとのこと。 左右75dB〜85dBで、耳鼻咽喉学会の指針で...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1067352575