相対論の考え方[連載]11 目次へ戻ります。 RE:相対論の考え方[連載](1097/1239) 甘泉法師様、1085番のコメント、ありがとうございました。 p(プランク)は、この時間と長さと速さの式にとって、何の意味も持たないこと が分かりました。考え出した人の名前を付けただけですね。ありがとうございまし た。 1076番のコメントについて、追加のコメントを、させていただきます。 >不動産広告「日当たりよし駅徒歩5分」の5分で表現したい対象は文字通りの時間 >でなく距離をいいたいわけです。5分が距離だというのは厳密には間違いです。 >でも仲間内では通用する業界用語だとして許容してください。 >この表現のルールを知っている不動産業者の内輪でなら混乱が生じることはありま >せん。 >やっかいなのは本当の時間の5分と区別が必要なら「距離5分」とか「時間5分」と >かいって何が5分なのかをいわないといけないこと。これはたしかに不便だけれど >も立ち行かないほどのものではない。どうか許容ください。 距離 =徒歩の速さ ×時間 なのです。 300m =60m/分 ×5分 なのです。 300m =5分 ではありません。 距離 =時間 ではありません。 距離 =自転車の速さ×時間 なのです。 1000m=200m/分 ×5分 なのです。 1000m=5分 ではありません。 距離 =時間 ではありません。 速さ(徒歩か自転車か)が明記されないと、5分が300mを指しているのか、1000mを指 しているのか、決まりません。 距離 =時間 には、速さが明記されていません。これだけでは、 300m =5分 なのか 1000m=5分 なのかが、判断できません。 速さが式(距離=時間)に現れない場合は、時間に対する距離が決まってきません。 業界用語でも、徒歩の速さか、自転車の速さか、それとも自動車の速さかは、必ず 表現されなければなりません。距離=時間 には、速さが明記されていません。速 さのない 距離=時間 の式は、業界内であっても、不完全な式であると思いま す。 距離 =時間 この式は、 距離 =速さ ×時間 と比べると、等式の性質を満たしていません。 等式の性質を満たさない 距離=時間 は、間違っていると思います。 距離 =時間 は、距離と時間が同じものであると言う式です。現実世界では異なる ものが、相対論では同じものだとしています。これは、相対論が単位を混用してい るとしか思えません。相対論で混用してしまった単位は、現実世界で区別できるは ずがありません。このような相対論が現実世界を正確に説明できるとは、思えませ ん。 >徒歩や電車でなく光を使い同じことをするものです。光を使うのは相対性理論によ >って相互作用伝播の上限速度を光が体現しているからです。そういう意味ではこの >会は「相対性理論信者の会」としてもいいかもしれません。 >信者の間だけで通じる話として「光1秒」あるいは光も省略して「1秒」という言い >方があります。彼らの仲間うちではこれは時間1秒のことでなく、距離299792458m >のことなのです。 > 彼らにとって > 距離1秒 = SI系での距離 299792458m > あるいは逆数にして > 距離であるところの1/299792458m 秒 = SI系での距離 1 m これは、両式とも、長さ=長さ なのでしょうか。 距離の単位は[m]なのに、なぜ、時間の単位を使って、距離1秒と、言わなければな らないのですか。 この距離1秒という表現の元には、長さ=時間 があるのですか ついでですが、距離1秒 = SI系での距離 299792458m この式は現実世界で は、次のように表されるのではないかと思います。 距離1秒=光が1秒間に進む距離=光速度×1秒=299792458[m/sec]×1[sec] =299792458m このようにすると、距離1秒を除いた=で区切られた4つの式は、長さの単位にな ります。どうでしょうか。 [光1秒]の光を省略して[1秒]と言うと、光速度さえも省略しているようでなりま せん。これは速度が限定されない 長さ=時間 そのものではないでしょうか。速 度が限定されないので、長さも時間も自由に取ってよいと言われても反論できない と思います。不動産広告の自転車でも徒歩でも自動車でもどれでもよい、なにしろ 速度の光が省略されているのですから。 1087番のコメントありがとうございました。 クジラと大根と岩が物々交換できることと、相対論では長さと時間が変換できる事 は、何の関係があるのでしょうか。 甘泉法師様、ありがとうございました。 gyo あもん様、1086番のコメント、ありがとうございました。 >>1(無単位)=3*10^8(m)÷1(sec) は、単位が両辺でちがいます。このような等式 >>はありえません。 >MKSA単位系では、おっしゃる通りあり得ません。今は c=1 の単位系の話を >していて、そこでは仮定(定義)だと言っているのです。 MKSA単位系で成り立たない(あり得ない) 1(無単位)=3*10^8(m)÷1(sec) という 式が、c=1 の単位系では、仮定(定義)として成り立ちます。これはMKSA単位系と、 c=1単位系は、互いに相容れないことになります。従って、c=1の単位系で考えられ たことを、MKSA単位系の世界に当てはめることは不可能だと思います。 MKSA単位系では、時間と長さは異なる扱いをされています。c=1の単位系では、時間 と長さは同じであるとされています。従って、少なくとも、MKSA単位系で時間と長 さが同時に1つの等式に使われている物理量については、c=1の単位系では扱うこと ができないはずです。なぜなら時間と長さの扱いが、MKSA単位系とc=1の単位系では 異なるからです。 >c=1 の単位系では、左辺も無単位なので、そうではありません。 これはc[無単位]=1[無単位]になります。これでは、左辺のc[無単位]に、[長 さ]と[時間]の単位が存在しないことになります。このためc[無単位]=1[無単位] からは、[時間]=[長さ]が、導けません。[時間]=[長さ]は、どこから導かれるの でしょうか。c[無単位]≠c[長さ/時間]ですから、[時間]=[長さ]は導けません。 >gyo さんのご説明は、現実的というよりは、ニュートン観的、あるいは日常的とい >う感じです。相対論は現実的ですが、日常的ではありません。 このことばが何を意味しているか、私には理解できません。時間と長さが同じもの として扱われていることが、私には今も理解できないのです。相対論が仮定として いる [時間]=[長さ]が、「現実的ですが、日常的ではありません。」とは、どう いう事なのでしょうか。現実的に説明してください。 >>電子の移動速度は非常に遅いことは、どこかで読みました。電流の伝達速度は光 >>速度であることも、どこかで読みました。 >前半はその通りですが、後半は間違いです。読んだ本の記述が間違っているか、 >gyo さんの勘違いだと思います。 電流の伝達速度を、電流の速さと言い換えれば良いのでしょうか。 >> 平行に置いた回路の往復時間−直角に置いた回路の往復時間 >> =(L/(c-v)+L/(c+v))−(2L/(c^2-v^2)^(1/2))[sec] >> =2L(c-(c^2-v^2)^(1/2))/(c^2-v^2)[sec] >計算はよくできています。ちなみに相対論では、ローレンツ収縮の効果により、両 >者に差は生じません。 現実世界で差が算出できるのに、相対論では差が生じないのは、ローレンツ収縮そ のものが間違いだと、私には思えてなりません。 ところで、このローレンツ収縮は [時間]=[長さ] の世界における出来事なので しょうか。それとも、現実世界([長さ]=[速さ]×[時間])での出来事なのでしょう か。私にはローレンツ収縮は、現実世界では有りえないと思えます。 >> 現実世界に戻して考えられないなら、理論のための理論だと思います。 >「戻して」の意味がよくわかりませんが、相対論は現実世界を説明するための理論 >です。 MKSA単位系とは相容れないc=1単位系を仮定(定義)にしている相対論が、現実世界を 説明できるとは思えません。 >>[無単位]=[無単位]や1[長さ]あるいは1[光速度]など、私がこのコメントに書いた >>[単位]について、コメントをいただけましたら、ありがたいです。 >c=1 の単位系では、1[長さ]=1[sec], 1[光速度]=1[無単位] です。こん >な書き方は普通しませんが、gyo さんにとってわかりやすいように書いたつもりで >す。 私にとって、とても分かりやすく教えていただき、感謝しています。 1[長さ]=1[sec]は、長さと時間が同じであることを示しています。こんな書き方 は普通しませんと言っていますが、相対論は、これを、仮定としていると思いま す。これは時間と長さを異なるものとして扱うMKSA単位系とは相容れません。 単位を大切に考える物理の立場から見ると、異なる単位を同じものとして扱う相 対論が、現実世界を探求できるはずがないと思ってしまいます。 >> 1[sec]=周期数×1遷移するのにかかる時間 >> =9192631770[周期数]×(1/9192631770)[sec/1遷移] >> =1[sec] です。 >遷移するのにかかる時間は全然関係ないし、周期数という言葉を私は知りません。 >MKSAでも、周期は時間の単位を持ちます。量子遷移による原子の光放射に関し >て、何か誤解されているように思います。高校物理の「ボーアの原子模型」あたり >を復習されるとよいでしょう。 これについては、あもん様の前回のコメントを引用させていただきます。 > 133 > s=「 Csの原子の基底状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する > 放射の9192631770周期の継続時間。」 まず、1遷移(放射)する時間が1/9192631770秒であると測定されたはずです。この 時間の9192631770倍が1秒になります。この事から上記の式を考えました。 周期は時間の単位を持つといわれました。時間の単位を持つ[周期]の単位をお教え ください。お願いします。 >遷移するのにかかる時間は全然関係ないし、 1遷移するのにかかる時間が測定され、これが1秒を算出する式に利用されなけれ ば、1秒という時間は算出できないと思います。なぜ、遷移するのにかかる時間が 1秒を決めるために全然関係ないのですか。 >[周期数]という言葉を私は知りません。 と言われると返す言葉がないのですが、私の式の真偽を考察していただきたいと思 います。 それとも[周期数]を[周期]に変えて 1[sec]=9192631770[周期]×(1/9192631770)[sec/1遷移] と書けばいいのでしょうか。 1[sec]=9192631770[周期の継続時間]の単位は、両辺共に時間を表していると思い ます。1[sec]=9192631770[周期]ではありません。なぜなら、両辺の単位が違うか らです。私はこう考えるので、上記の式を考えています。上記の式は、単位から考 えると、正しいと思うのです。また現実世界に合致していると思います。 あもん様、ありがとうございました。 gyo 森輝雄様、1083番のコメントありがとうございました。 >---------------------------------------------------------- > z t(ax,by,cz)←時間 > | / > | / > | / > |/____y > / > / >/x >時間は、相対論では、長さに比例するものとして表されていました。でも今まで、 >皆様のコメントには、時間と、直交座標の長さとの関係が明らかになっていませ >ん。つまり、上のabcという比例定数がいくつであるか、明らかになっていませ >ん。この点を明らかにしてください。(ここまではgyoの発言です。) >------------------------------------------------------------ > ただし、(ax,by,cz)が(ax×by×cz)を意味するなら、間違いです。 > tがaxとbyとczとの3変数関数という意味だとしても、間違いです。 このように、言われるのでしたら、1073番のコメントを引用して、ご説明をお願い したいことがあります。 >4次元時空では時間や3次元空間距離L3とは別の4次元距離L4を導入すると。こ >のL4は4次元時空内の斜めの線分の距離を表します。 > 例えば両端が (t1,x1,y1,z1)と(t2,x2,y2,z2) >L4は新しい量なので単位は任意に決めれば良いのですが、実はL4はL3やtと一 >定の比例関係にあることがわかります。以下のように。 > >この線分は回転して3次元空間内に持ってくることもできます。 > この時の両端は (t1,x1',y1',z1')と(t1,x2',y2',z2') >この時のこの線分の長さはL3でも表せますから、L4とL3の比例関係がわかるわ >けです。 これについて、以下のことを考えると、4次元空間を3次元空間に持ってくるには どうしたら良いのでしょうか。お教えください。 4次元空間の(t1,x1,y1,z1)は、t1とx1とy1とz1の4つの次元があります。 3次元空間の(t1,x1',y1',z1')も、t1とx1'とy1'とz1'の4つの次元があり ます。この3次元空間の(t1,x1',y1',z1')は、3次元空間とは名ばかりで、4 つの次元を持つ4次元空間で表していることになります。3次元空間は4つの次元 でなく、3つの次元で表さなければならないと思います。つまり、4次元空間を3 次元空間に持ってくるには、4次元(a,b,c,d)のお互いに独立した4つの次元a,b,c, dを、3次元(x,y,z)のお互いに独立した3つの次元x,y,zで表さなければならないと 思います。 そこでお尋ねいたします。 4次元の(a,b,c,d)という4つの次元を、3次元の(x,y,z)という3つの次元へ、 持ってくる方法を、お教えください。 また、3次元から4次元へ持ってくる方法も、お教えください。 特に、時間の次元は、どのように異次元へ持ってくるか、くわしくお教えくださ い。 4次元空間 3次元空間 z ?d #c | ? # | ・(x,y,z) ?#・(a,b,c,d) |___y *+ / * + x *a +b / 森輝雄様、ありがとうございました。 gyo 先頭へ戻ります。 相対論の考え方[連載]12へ続きます