四国,九州の23年度産のコシヒカリからセシウムが検出されたようだ。
株式会社東友精米が社団法人日本精米工業会に依頼した検査結果報告書がネット上にアップされている。
宮崎県産とは明記されておらず、「対象=平成23年度 宮崎県 コシヒカリ 精米」としか書かれていないため一瞬、宮崎県で流通予定の他地域のコメかとの思いが頭をよぎったが関東・東北ではまだ収穫前の予備検査の段階であるうえ、高知県の検査結果には下記の通り、高知県産コシヒカリ(精米)と明記されているので、宮崎県産なのでしょう。ただし、本報告書では放射性各種をすべてセシウム137とした値ですと注意書きがあるため、他の各種の可能性も高い。
[via 低気温のエクスタシー]
「低気温のエクスタシー」コメント欄に以下の見解が、
「測定結果報告書には精米と記されている、精米で16Bq/kgも出たら玄米だったら100Bq/kg超えかねない汚染度ということになる。これだけの汚染がコメにでるとなると土壌汚染も1000Bq/kgクラスで放射線管理区域並である。いくらなんでも宮崎でこれは考えにくい。セシウム牛肉の原因になった高汚染稲わらをわざわざ東北から買ってきて肥料として大量に鋤き込んだか??」
収穫前の予備調査(玄米,茨城県産)で、52ベクレル
原子力災害対策本部が示している「水田の土壌から玄米への放射性セシウム移行の指標」は 0.1。茨城県が8月19日に発表した収穫前の予備調査で、52ベクレル/kg(鉾田市産玄米)の検出値だった。
東友精米、日本精米工業会の公式サイトには現時点でこの検査結果に関するコメントは掲載されていない。
高知県の放射性物質降下量
高知県が県内で採取した降下物を高知県衛生研究所で測定した結果(3月1日から7月1日分)は、以下のとおり、
[高知県庁ホームページより。(クリックで拡大)]
追記(8月22日)
宮崎県産こしひかり、高知県産こしひかりの放射能簡易測定結果報告書について最初に掲載したネットショップ米吉兆が8月22日、掲載していた報告書について、 説明不足な点があったと訂正した。
今回の検査結果にて「セシウム137とした値」という表記が 多くの誤解を招いたが、こちらは検出された 全ての放射能物質を「セシウム137」の値に換算して結果を 出したものであるため、セシウムが検出されたという 内容ではないという。
農作物は 自然界からの影響で20~70ベクレルは検出されるといわれており、 今回の測定結果は平均をかなり下回るものとなっていて、米吉兆では宮崎県産こしひかり、高知県産こしひかりともに安全であるとしている。
:米吉兆