中国、シリア問題で「暴力停止と政治対話を支持」

　国連安保理がシリアへの停戦監視団の派遣を検討していることを受けて、中国外務省の劉為民報道官は13日、「中国は、暴力停止の実現と政治対話の推進に向けた努力を支持し、安保理での協議に引き続き建設的な姿勢で参加する」と述べました。

　劉報道官は「中国はアナン特使による停戦の斡旋を支持し、これに協力している。シリアの各方面が停戦を維持することで、緊張緩和により政治対話が推進され、シリア問題が早期に、公正で平和的に、適切に解決されるよう努力したい。中東地域の平和と安定を確保したい」と述べました。(鵬、山下)